サムスン「Galaxy S10」”仮想通貨(暗号資産)ウォレット機能搭載”が発表

仮想通貨(暗号資産)のウォレットアプリは数多くありますが、脆弱性を抱えていたり、あるいはマルウェアが最初から仕込まれていたりして不安です。
かといってコールドウォレット一辺倒ではデバイスが増えて困りもの。

「スマホがウォレットだったらいいのに」なんて思うユーザーも多かったのではないでしょうか。

そんな声に応えるかのように、韓国の携帯メーカー大手のサムスンが自社製スマートフォンに秘密鍵を管理するウォレット機能を搭載することを明らかにしました。

世界出荷台数1位を誇るサムスン社のGalaxy S10に、仮想通貨の秘密鍵を管理するために設計されたウォレット機能が追加されることが、正式に公表された。

これが明らかになったのは、日本時間21日、「Galaxy UNPACKED 2019」と題したS10の発表イベントの場。
サムスン公式のプレスリリースが公開されました。

Galaxy S10 Official TVC: The Next Generation Galaxy - YouTube

出典:YouTube

多機能?シンプル?詳細は不明

事前に「DAppsサービスに対応するのでは」「ブロックチェーン機能も搭載か」「BTCだけでなくETHにも対応するのでは」とさまざまなうわさが飛び交いました。

しかし、実際には次の一点が明らかになったのみです。

サムスンのデータ保護プラットフォームKnox(ノックス)とハードウェアを駆使して、ブロックチェーン基盤のモバイルサービスで利用するプライベートキーの安全なストレージを提供する。

つまり、多機能な独自ウォレットになるのか、単に秘密鍵を格納するだけのシンプルなウォレットになるのかについてまでは明確ではありません。

決済手段としての仮想通貨(暗号資産)普及への期待大

しかし、大手携帯メーカーがこのような対処をすることで以下のような期待がもたれています。

仮想通貨決済の欠点になり得ていた一般人へのウォレットの普及面で大きな進展
仮想通貨の認知度や信頼度向上に繋がる事例

利便性重視のウォレット開発進む

今年になり、仮想通貨(暗号資産)ウォレットについては新たな機能や開発に関する情報が次々と登場しています。

仮想通貨(暗号資産)両替機能や仮想通貨(暗号資産)と法定通貨の両替機能を搭載するものもあれば、

ICカードなど「より安心、より簡単に」仮想通貨(暗号資産)を扱えるタイプも開発されています。

いずれも「決済」面に焦点を置き、利便性や安心感を重視したものとなっています。

こういった技術の積み重ねとキャッシュレス決済の流れから、ゆくゆくは仮想通貨(暗号資産)が決済面で身近なものとなるのかもしれません。

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鈴木まゆ子 / 7483 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。