ブロックチェーン調査会社チェイナリシス、3000万ドルを資金調達

仮想通貨(暗号資産)のハッキング事件や決済動向など、ブロックチェーン関連の調査や分析関連でしばしば目にする企業名「チェイナリシス(Chainalysis)」。

同社は、次なる事業の一歩のための資金調達に成功したことを明らかにしました。

ベンチャーキャピタル大手Accelなどから3000万ドル(約33億円)の資金調達をした

調達した資金の用途は、

チェイナリシスが独自開発するKYC(顧客確認)プロダクト(金融機関などが顧客の身元確認に使う)の開発など

ここではKYC(Know Your Customer)となっていますが、正しくはKYT(Know Your Transaction)です。

チェイナリシスが開発しようとしているプロダクトは、ブロックチェーン上のトランザクションをチェックし、100以上の仮想通貨(暗号資産)取引所と金融機関の業務の一助となるプロダクトとなっています。

参考:http://fortune.com/2019/02/12/chainalysis-accel/

これまでも、ハッキング事件が生じるつど、そのトランザクション分析などで他企業に協力してきたチェイナリシス。

中にはモネロやジーキャッシュのように、トランザクション識別が困難なものもありますが、同社曰く「これらが仮想通貨のうちで占める割合は最小限だ」としています。

ステーブルコインに新たな活路を見出したチェイナリシス

同社CEOであるGronager氏によれば、同社にとっての次なるビジネスチャンスは「ステーブルコイン」であるとのこと。

ステーブルコインと呼ばれるトランザクションの検証を顧客が行う際に協力するビジネスに大きなチャンスを見出している

the company sees a big opportunity in helping clients vet transactions involving so-called “stablecoins,”

Gronager氏曰く、「長期にわたる弱気相場と規制機関(米SECなど)による規制強化により、ステーブルコインが次の仮想通貨(暗号資産)市場の成長のきっかけになる」としています。

「ボロボロになった仮想通貨市場の残滓から生まれたのが、ステーブルコインです。これは、簡単かつ安全にトークンを作成するためのもう1つの方法となっています。米ドルを仮想通貨と(1:1で)交換できるというこの能力は非常に強力です。」

“Born out of the ashes of this was the stablecoin as another way to easily and safely create tokens. This ability to trade U.S. dollars against crypto is very powerful,”

そして、同氏は(さまざまな疑惑のある)テザー(USDT)を「透明性が高い」として高く評価しています。

チェイナリシスは現在「収益」よりも「成長」

同社CEOは具体的な財務状況を明らかにはしませんでしたが、1600万ドルの収益を上げた昨年4月の3倍にはなっているとしています。

また、現在は「収益」よりも「成長」を重視しているとのこと。

また、チェイナリシスの収入は、1年前までは法執行機関との事業によるものが9割を占めていました。

しかし、現在は、収入の4割が、「法執行機関以外」との事業によるものとなっています。

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すずきまゆこ / 2421 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。