米国「暫定大統領にグアイド国会議長」と発表

ハイパーインフレに今でも苦しむベネズエラ。
独自仮想通貨ペトロがマドゥロ大統領により発行されましたが、その使われている形跡はほとんどないままです。

それであるにもかかわらず、同政権は国民に対し、使用を強制しています。

そんな中、マドゥロ大統領は再選を果たし、大統領職を継続することになりました。

しかし、そこで問屋を下ろさないのが米国政府です。

24日、米国のポンペイオ国務長官がマドゥーロ政権について「正当性がない」と主張。
困窮するベネズエラ人に対して人道支援をすると約束し、マドゥーロ大統領の代わりにグアイド国会議長を暫定大統領として支持すると発表した。

マドゥロ大統領は政治的に追い込まれただけでなく、経済的にも窮地に立たされているようです。

26日には、ポンペイオ国務長官が英国に対してロビー活動を行い、マドゥーロ大統領がイングランド銀行にある外貨準備にアクセスできないようにしたと報じられた
ベネズエラの外貨準備金は80億ドルで、そのうち12億ドルがイングランド銀行に預けられている

暫定大統領グアイド氏「ペトロは”冗談のような通貨”だ」

米国により暫定大統領として発表されたグアイド氏は、マドゥロ大統領が打ち出した独自仮想通貨ペトロを次のように批判しています。

「人々をだまし続けるために使われているマドゥーロ政権が作った『冗談のような通貨』」

暫定大統領はビットコインのファン?

また、マックス・カイザー氏がツィートで同暫定大統領について次のようにコメントしています。
同氏は米国の経済ジャーナリスト。
ロシア国営テレビ局RTのレギュラー番組「カイザーレポート」のホストを務めています。

ベネズエラの暫定大統領はビットコインのファンです。これはよい知らせです。
経済をビットコインに転換することは、彼らができる最も賢いやり方でしょう。

この根拠はカイザー氏の過去のツィートにあります。
ブームになる以前の2014年8月時点で、同氏はビットコインの取引所ができることについて歓迎のツィートを流しています。

仮想通貨取引高は急増

この影響からかわかりませんが、仮想通貨取引高は急増しています。
ベネズエラでのビットコイン取引量は右肩上がり。

特に、相対取引が増えているようです。

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鈴木まゆ子 / 1849 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。