ガートナー「2018年夏からブロックチェーンは『幻滅期』に」

2018年まで「革新的」「人々の生活を大きく変えるかもしれない」と言われ大きな期待を寄せられていたブロックチェーン技術。

改ざん性の低さ、システムダウンへの強さ、そしてコストの低さなどから金融だけでなく、さまざまな業界での活用と変化が期待されていました。

しかし、ブロックチェーン技術の期待はもう「幻滅期」にさしかかっています。

熱に浮かされた人々は非現実的なところまでたどり着きます。

ブロックチェーンは世界を変える!といったような。
次第にテクノロジーの欠点に気づくと、この熱は冷めます。

ブロックチェーンは何にもならないじゃないか!と。
この第三のステージを、Gartner社は幻滅の谷と呼んでいます。
そして、この夏、ブロックチェーンは正式にそのフェーズに入りました。

MITテクノロジーレビュー「ブロックチェーン技術が”普通”になる2019年」

世界大学ランキング7年連続1位の「米マサチューセッツ工科大学(MIT)」。

ここが発行したMITテクノロジー・レビューでは、「2019年、ブロックチェーンは平凡なものになる」というタイトルのレポートが発表されました。

ブロックチェーン技術自体が日常で幅広く使用されるような時代が来る
今までのような革新的イメージではなくなってゆく
今後もブロックチェーンはさらなる発展を遂げていく

この予測の根拠は以下の通りです。

根拠①優秀なデベロッパー(開発者)の存在

2017年は仮想通貨だけでなくICO(イニシャル・コイン・オファリング)という資金調達手段が一気に開花した時期でもありました。

これを機に、さまざまなプロダクトやサービスを構想していた開発者たちがブロックチェーン業界に流入。

もちろん、中には詐欺なども数多くありました。

しかし、

真面目に開発を進めてきた多くのデベロッパーは、苦難を極めた2018年を乗り越え、実用的なプロジェクト開発を進めてきた。
2019年は、そんな彼らの弛まぬ努力が報われる年になるとの予測

そして、この2019年の展開を取引所CEOやプロジェクトトップは予測しているようです。

バイナンスCEOのCZは、

2018年も地道に開発を進め、2019年には”本物の技術”の数々が市場に姿を見せるはずだ。

トロンのトップであるジャスティン・サン氏は、

ゴールドラッシュの騒動も終わり落ち着いてきた。これからはホンモノだけが残る。

根拠②業界最大手の参入

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仮想通貨ヲタク清水聖子 / 10241 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。