ブロックチェーンゲームが次々と登場、そして問題も浮上

ブロックチェーンゲームが次々と登場しています。

筆者が子どもの頃の無邪気なゲーム(キングコングとかスーパーマリオとか)と異なり、今やゲームでの点数がその人の生活のプラスアルファになる可能性も出てきました。
ゲームでのノウハウを他者に披露することで収入を得るゲーマーなどいますが、ゲーム内での点数をお金に変える人もいないわけではありません。

ブロックチェーンの改ざん性の低さや記録保持、システムダウンへの強さなどがゲーム成績の保証などにつながるため、今後もブロックチェーンベースのゲームは増えていくものと思われます。
トークンエコノミーが浸透すれば、「ゲームすることで生活する」人も出てくるかもしれません。

ただ、同時にブロックチェーンゲームが次々と登場し、ユーザーが増えることで新たな問題も浮上してきています。

それはブロックチェーンの本丸である仮想通貨と同じ「トランザクション」の問題、すなわち「GAS代(取引手数料)の問題」です。

ブロックチェーンゲームが抱える「Gas代(取引手数料)問題」とは

ゲームのベースとなるブロックチェーンにもトランザクションがあり、その内容を承認する作業があります。
この取引手数料(GAS代)が高騰したのです。

2018年7月、イーサリアムネットワークの取引手数料(Gas代)が、過去最高値を更新する勢いで上昇
イーサリアムネットワークの取引手数料を表すガス価格(GasPrice)の平均値は、7/2に86GWeiを記録

その結果、

だけでなく、

dAppsユーザーなど高額な取引手数料を支払えないユーザーが不便を強いられた。

ゲーム内のアクションやアセットの売買など、一回あたりの取引で必要となるガス料金は一時4,000円付近にまで急騰しました。
安いときなら40円程度だったのが100倍になったわけです。

クリプトアセットの生産や売買などの取引を頻繁に行うdApps(ブロックチェーン)ゲーマーにとっては非常に痛い出費となります。

スケーラビリティを上げることが解決への一歩

この問題の背景には、Gas価格決定のアルゴリズムの複雑さにあるとされていました。
もっというとスケーラビリティの問題があったわけです。

処理量が多くなり、ネットワークのスケーリングを向上させる必要が出てきました。

イーサリアムの開発者Vitalikは次のようにツィートしています。

最近のガス価格の上昇は、イーサリアムブロックチェーンが近いうちに処理能力の上限に達することをまさに反映している
多くのユーザーがイーサリアムを利用し続けており、ネットワークのスケーリングを向上させることが必要不可欠

このスケーラビリティの問題をオフチェーンをつかうことでうまく回避したのが上場企業gumiが出資するスタートアップが開発したブロックチェーンゲームであり▼

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仮想通貨まとめ編集部 / 259658 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。