ビットコインキャッシュハードフォークは多難なスタートに

仮想通貨界隈の不安と期待をかきたてたビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク。
どうにかハードフォーク自体は行われたものの、ABCとSVの深刻な対立もあってか、価格は下落。
他の仮想通貨も影響を受けました。

そして本日、もっともメジャーな仮想通貨であるビットコインは50万円台に。

そんな中、自称”サトシ・ナカモト”のクレイグ・ライト氏が関与するビットコインキャッシュSV(BCHSV)に危機感を持つ仮想通貨取引所が登場しています。

クラーケン「ビットコインキャッシュSVはリスキー」

米仮想通貨取引所のクラーケンは、18日、ブログにて、ビットコインキャッシュのフォークした2つのコインの両方をサポートすることを明らかにしました。

ただし、ビットコインキャッシュSVについては警鐘を鳴らしています。

「これは非常に高いリスクの投資とみなされるべきである。トレーダーが警戒すべき多くの注意点(Red flags)がある」

そして最後、次のような免責事項を掲げました。

「クラーケンはネットワークの脆弱な状態や脅威を受けた場合、BSVの完全な保護を保証することができない」

クラーケンはもともと、ビットコインキャッシュABCのみをサポートすると表明していました。
しかし後日訂正、ビットコインキャッシュSVのサポートも行うようになっています。

ビットコインキャッシュSV(BCHSV)とは

BSVは、BCHのアップグレードを巡るビットコインABCとビットコインSVとの激しい対立の中、11月15日のハードフォークによって生まれた

ビットメインのジハン・ウーも「ビットコインキャッシュSVを売ろうかな」

また、ビットメイン社は多くのビットコインキャッシュを保有していることで知られています。
創設者のひとりであるジハン・ウーはしばしばビットコインキャッシュについて意見を示しています。

ただ、今回については、ビットコインキャッシュSVについてはネガティブな発言▼

両陣営によるハッシュ戦争が続く

また両陣営によるハッシュ戦争が続いています。
ビットメックスは、「両陣営とも赤字を出しながらマイニングしている」と分析。

私たちの試算によるとSVのマイナーはSVチェーンをマイニングしながら1日に28万ドルもの大金を失っている
ビットコインキャッシュABC側のマイナーがSV側よりもさらに大きな損失を被ることが推測

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すずきまゆこ / 2310 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。