損益計算ソフトG-taxがより便利に

仮想通貨の税金でもっとも悩ましいのは「損益計算」。
ビットコインをはじめとする各種仮想通貨のボラティリティが下がったとはいえ、それでも面倒くさい作業がなくなるわけではありません。

政府税調などでは仮想通貨に係る確定申告を簡素化することを検討しているようですが、筆者(税理士)の皮膚感覚では「焼け石に水」レベルでしかないように感じます。

そんな中、仮想通貨の損益計算ソフトG-taxを提供するアリエルパートナーズが、自社ソフトをより使いやすくするサービスを開始しました。

税理士版の提供

仮想通貨の損益計算を行うのはトレーダー本人とは限りません。
中には「税理士に丸投げ」というケースもあります。

そして、四苦八苦するのは税理士も同じ。
昨年、確定申告の無料相談では、仮想通貨に関する所得計算について問い合わせがあり、うまく答えられなかった…という声も。

そんな税理士側の事情を考え、ローンチされたのが「G-tax税理士版」です。

Gtax税理士版では、仮想通貨に係る所得計算はもちろん、期末時時価評価機能や仕分け機能を実装することにより、税理士が仮想通貨投資家の確定申告まで引き受けることが可能になる。
料金は

料金は

利用料については、基本料金が年間5万円(クライアント登録3名までは無料)、この他クライアント1名追加につき月500円かかります。
無料サイトもあるのでお試しで使ってから決断してもよいかもしれません

(ただ、仮想通貨関連の所得があるかどうか、そして依頼があるかどうかがあるので、気軽にコストはかけづらいかも。。)

仮想通貨ウォレットGincoとの提携

この他、アリエルパートナーズは仮想通貨ウォレットを提供するGincoとも提携しました。

この機能を通じて、Ginco以外のウォレット内で管理していた資産についても、GincoへインポートしてG-taxと連携することが可能になり、まとめて確定申告の計算ができる

クラウド会計freeeとの提携

この他、最近確定申告におけるデフォルトになりつつある会計ソフトのfreeeとの提携も▼

「Gtax」で計算した結果を「会計freee」と連携させることで確定申告をすべてオンライン上で完結させるサービスの開発に着手
これにより、ユーザーは、両サービスを用いて、所得税の確定申告から仮想通貨の損益計算と確定申告書の作成までをオンラインで行うことが可能に

具体的には、▼

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 4774 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。