仮想通貨メディアCoinpostで「仮想通貨を分離課税にすべき」という主張を、税制面だけでなく、国家の産業や今後の経済を踏まえた上で唱える参議院議員の藤巻健史氏▼

同氏は同じインタビューで、仮想通貨トレーダーに多いレバレッジ取引についても言及しました。

「ボラティリティの高い仮想通貨でレバレッジ取引するのは難しい」

国会議員になる前はカリスマディーラーとして活躍した藤巻氏。
その経験から、仮想通貨のレバレッジ取引の難しさを語りました。

これだけビットコインなどのボラティリティが大きいと、レバレッジをあまり大きくするのは難しい

プロのディーラーの世界だと、アマチュアとは違う倍率のレバレッジをかけて勝負をするとのこと。ただしその前提として「狙ったタイミングで売買ができること」があったとのこと▼

私なんかも、「JPモルガン」に所属していた時は、何百倍というレバレッジでやってた
あれは相当な知識があって、ロスカットがばっといくような仕組みがあることが前提になる。

ちなみに、TwitterでもFXについてツィートしています▼

証拠金倍率を低くしても「オプション取引を導入」すればリスクが取れる

若い人が過度なリスクテイクをして高いレバレッジをかけるのが仮想通貨取引の大部分を占めています(平成30年4月10日公表の日本仮想通貨交換業協会の資料より)
参考URL:https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20180410-3.pdf▼

平成30年になり、仮想通貨の価格下落とともに取引高もボラティリティも下がってます。
そのため、平成29年と現況がまったく同じとは言えません。

しかし、それでも再び人気に火が付けば同じ状況にもなりかねないのは事実。

そのため、JVCEAや有識者による研究会では仮想通貨の証拠金取引の倍率を2倍にすべきか、4倍にすべきかという議論がなされています。

藤巻氏はこの議論に一定の理解を示しつつも、「それでもリスクをとりたい人はいるはず」として次のような提案をしています。

仮想通貨も、オプション(将来の決められた満期日に、あらかじめ決められた価格で売買する「権利を売買する取引」)みたいなことができれば、「オプションの買い」ということでレバレッジを効かせられる
オプション取引はすごく良くて、そういう商品を提供して、レバレッジが低くてもリスクを取りたい人には、リスクを取れるような仕組みを作れば良い

オプション取引とは

オプションとは、自分の都合に合わせて使うか使わないか決められる選択権のこと
何を選ぶ権利かというと、ある金融商品をあらかじめ決めておいた価格で売買するかしないかを選べる権利
デリバティブのオプションもタダではなく、権利を手に入れるためには代金を支払わなければなりません

関連するまとめ

仮想通貨の違法取引で逮捕者|アメリカで無登録で送金取引”相対取引・OTC取引”注意

アメリカで仮想通貨「違法取引」で逮捕者がでたようです。無登録で送金をしたというもの。以前当サイトでもご紹介し…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 5221 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。