イーサリアムが最高値14000ドルから189ドルへダダ下がり

イーサリアムが下落を続けています。

最高値14000ドルをつけていたのが、現在は189ドルへ。

背景には悲観による投げ売りの他、ICOプロモーターによる投げ売りも影響していると見られています。

イーサリアム(ETH)価格

イーサリアム(ETH)価格

RSIを見ると、反発が起きている底値18%付近に迫っており、これまでのこのラインで大きく反発しているため、強い反発が起こる可能性があるかもしれません。

■参考:RSIとは

投資家の心理状況を表すために考案されたテクニカル指標のひとつです。これで相場の強弱を見ることができます。

このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となります。

株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われています。

というのとは、18%というのは「売られ過ぎライン」を大きく下回っていることになり、そろそろ反発が起きてもおかしくない状況なのです。

とはいうものの、▼

短期目線で見るとまだまだ175ドルのサポートを割ってしまったこともあり、さらに一段下に行く可能性があるため、基本は下目線と予想されます。

ETH売り圧力の原因はICO売り以外にも

また一般的に、ETH売りはICO売りが原因だとされています。

しかし、それ以外にも売り要素はある、とTrustnodesが指摘しています。

1つ目はマイナー全体の1日の報酬約2万ETH。
2つ目はICOプロジェクト。
3つ目は初期のETHの買い手
特にマイナーとICOの場合、マイナーはPoSメカニズムに移行するまで、そしてICOプロジェクトは利益を生み出すまで清算し続けないといけない

マイニング報酬は3ETH→2ETHに減額

マイニング報酬は3ETHから2ETHに減額されています。

イーサリアムコミュニティは毎週金曜日に主にコア開発者、そしてマイナーや巨額ETH保有者を対象にミーティング(Core Devs Meeting)を行っているのですが、その中で8月31日にイーサリアムマイニングの報酬額を3ETHから2ETHへの減額する案が採択されました。

マイニングにより大量のETHが市場に供給されるようになると懸念されるのがインフレ。
これを抑えるべく、報酬を下げたのです。

マイニング収益性が悪いことを前提にし、3ETHから5ETHへ報酬を戻した場合を考えてみましょう。
確かにマイナーの報酬は40%ほど増えることになりますが、新規発行分はマイナーが受け取るため、同時に売り圧が40%増えることになります。
つまり目先の利益を優先するマイナーの売り圧によりイーサリアム価格は下落または高騰できないことになってしまいます。

この決定が行われたのが8月31日。このとき300ドルを切ったところでした。

インフレ回避の策が有効なら、ここで下げが止まるはずですが、、、報酬減額はあまり功を奏しなかったように見えます。

初期買い手による大量売りも今後の懸念

一方で初期の買い手などに所有権が集中しており、彼らが清算する場合売り圧力が集中します。

初期の買い手の場合は売却する必要は特にありませんが、所有権がより集中するにつれて、大量の取引による価格圧力(プライス・プレッシャー)が強くなる可能性が高いとも考えられます。

今後、懸念材料となるのはこちらかもしれません。

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鈴木まゆ子 / 7379 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。