「商業利用が減少した」と言われるビットコインキャッシュ(BCH)▼

BCH(ビットコインキャッシュ)、ストレステストを実施

もともと、「ビットコイン(BTC)では取引スピードが遅い」といった、トランザクションの増加の問題に対処すべく、ビットコインからハードフォークにより発生したビットコインキャッシュ(BCH)。

先日、このトランザクションの大量処理に関するストレステストを実施しました。

処理したトランザクションは210万件以上。

その結果、▼

ビットコインキャッシュのトランザクションのシェアは、4時間ですべての仮想通貨トランザクションの63%にまで達した。

ちなみに2位はイーサリアム。
ビットコインの割合はリップル(XRP)と同レベルになっているように見えます。

これは実験だったものの、1秒あたり23トランザクションが処理され、この値はビットコインの1秒あたりの3トランザクションや、その他ブロックチェーンネットワークをはるかに上回る値

また、気になる手数料に関しては、▼

ビットコインキャッシュの平均トランザクション手数料は増加しておらず、実際には0.002ドルから0.0017ドルと、わずかだが減少している。

今回のストレステストの目的は

今回のストレステストは、コミュニティが主導するBCHメインネットとそのサービスのテスト
このテストは、BCHのブロックチェーンのキャパシティとスケーラビリティを証明し、BCHネットワークのディベロッパーやサービスを実行している企業、分散型アプリ(Dapps)にデータを提供することが狙い

ストレステストの後、ビットコインキャッシュの価格が上昇

この一日のBCHネットワークのテストにおいて、BCH支持者が勝ち取ったものは、いかに大きなブロックがうまくトランザクション処理できたか、という一点だと言えます

この結果を受けたかのように、2日以後、ビットコインキャッシュの価格が上がっています。

このストレステストの結果による期待感が反映されているのかもしれません。

今回のストレステストはハードフォーク前に実施

ストレステストは11月に予定されているアップグレードの10週間前である9月1日に実施

今後は、毎年ストレステストを行っていきたいとしています。

改善が毎回みられるとは限りませんが、ユーザーの使い勝手などの目線に立ち続ける限り、BCHのファンも減りそうにありません。

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鈴木まゆ子 / 1664 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。