仮想通貨関連で必ず出てくるキーワード「北朝鮮」。

武器や麻薬などの売買に用いているのではないか、海外の取引所などのハッキングを行っているのではないか…といった、仮想通貨周辺の黒いウワサに必ず”北朝鮮”というキーワードが登場します。

ちなみに、北朝鮮のハッカーグループは「カザルスグループ」と呼ばれ、先日も仮想通貨界隈のニュースに登場しました▼

北朝鮮、10月に仮想通貨とブロックチェーンのカンファレンス開催予定

その北朝鮮が、今年10月、2日間のカンファレンスと1日の交流会から構成される「ブロックチェーンイベント」を計画しているとのことが明らかになりました。

仮想通貨とブロックチェーンの国際コンファレンスは、平壌で10月1日と2日の2日間で開催される予定。
3日に北朝鮮は、世界的に有名な仮想通貨とブロックチェーンの専門家を一つの部屋に集めて、北朝鮮のビジネス界の大物と交流会を行う
北朝鮮が持つ分散型技術の卓越した技量のお披露目も行われるそうだ
国際的な仮想通貨ブームにも遅れをとっていないことを、国内外に宣伝する目的もあるようだ。

ただし、平壌のどこで開催されるか、交通手段はどうするのかといった詳細は不明です。

Twitterでは「誰が行くの?」

CNBCのRan NeuNer氏はツイッターで「一体誰が行くんだ?」とツイートしている。

カンファレンスの目的は「アメリカの経済回避のための”仮想通貨取得”か」

現在、北朝鮮はアメリカからの経済制裁を受けています。そのため、自国の懐事情はかなり厳しいとみられています。

唯一、北朝鮮にとって世界との懸け橋となっているのが中国ですが、その中国も最近は経済制裁の傾向にある模様。

「制裁緩和を進めてほしい」。

北朝鮮は中国との交渉の場で繰り返し訴えているが「非核化を進めれば国連安全保障理事会に緩和を働きかける」という回答に終始している
中国との輸出入は北朝鮮の貿易総額の9割を占め、中国の対朝政策は北朝鮮経済の浮沈を左右する。
中国は北朝鮮の後ろ盾としての立ち位置を鮮明にしているが、安保理の常任理事国としておおっぴらな制裁破りはしにくい

ビットコインマイニングに失敗?

また、韓国開発銀行(KDB)の研究部門がまとめた調査レポートによれば、北朝鮮は外貨ならぬ仮想通貨を取得すべく、ビットコインマイニングにも2017年5月にチャレンジしていた模様。けれど、それには失敗したようです。

また、北朝鮮では、仮想通貨取引所の開発を進めているともいわれています。ただこちらも詳細は不明です。

ハッカー教育のウワサも

例えば、平壌大学には仮想通貨・ブロックチェーン教科がすでに開設されており、エリート学生40人がブロックチェーンなど高度の教育に合わせて、ハッカー教育も受けているという。

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鈴木まゆ子 / 735 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。