GMO、決算発表で仮想通貨事業の内容を明らかに

仮想通貨の販売だけでなくマイニングビジネスにも早々に着手したインターネット事業大手のGMO。

先日、決算発表が行われました。

仮想通貨事業に関する1年間の損益状況については次の通り。

▼参考:以前からGMOの快進撃は話題になっていました▼

仮想通貨事業は”黒字”

仮想通貨事業は、売上26億5000万円、営業利益2億5000万円を計上し、黒字転換となったことを報告。
仮想通貨交換事業は、1月から3月に一時的に損失を計上したものの、4月から6月は収益基盤の確立が進み、順調である

この損失計上は、コインチェック事件やG20などでの仮想通貨規制強化号令などの影響により市場が一気に冷え込んだ影響があるものとみられます

マイニング事業は「赤字」

ただ、その中でもマイニング事業については若干、芳しくありません。

仮想通貨のマイニング事業に関しては、ビットコイン価格の下落や電力コストの上昇などで4-6月期は赤字

この決算発表により、マイニング事業への先行き懸念から10日、GMOの株価は急反落しました。

また、GMOもこのマイニングビジネスに立ち込める暗雲を懸念しているようで、

マイニング事業については、Bitcoinの価格が下落したことや、総ハッシュレートの上昇など、環境変化の影響を受けているため、方針を変更した

さらに、▼

今後は同社の開発したマイニング機器の販売を最優先事項にすると発表

実際、GMOがこれまで発売したマイニング機器は非常に好評です。

GMO、取引所サービス開始予定

また、GMOの熊谷代表は、この決算発表において次の発表を行いました。

今月15日に取引所サービスを開始する計画である
現在、GMOコインは販売所形式での交換事業を行なっているいるが取引所サービスはまだ展開していない。

さらに、熊谷代表は仮想通貨マイニング事業でウォレット数の増加が再加速している事に触れ、「ビットコインETFへの期待感が背景にある」と説明。

ゴールドのETFが登場した時、金価格が高騰したことを引き合いにし、次のように期待感を述べました。

ビットコインETFが認可されれれば「大きく価格は動く」

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 10148 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。