仮想通貨投資は”トルコリラの急落”から学べ|「なぜ日本人は草コイン投資で大損するのか」の心理を解明 | 仮想通貨まとめ

トルコとアメリカの関係悪化から急落したトルコリラ。
これを受け、不安が急激に高まったトルコ国民は仮想通貨や米ドルなどに殺到しています。

通貨安の先行きが見えないため、しばらくこの状況は続くものと思われます。

一方、「トルコリラ投資」で大失敗した人も少なくありません。

そして、この投資の状況が草コイン投資の状況と似ていることから「トルコリラ投資から学べることがあるんじゃないか」という声も出ています。

そして、東洋経済オンラインに掲載された「なぜ日本人はトルコリラで大損をするのか」という記事を、仮想通貨ジャーナリストの大石哲之氏が関心を示しました。
結果、「なぜ日本人は草コインで大損するのか」いうWeb記事を執筆しました。

大石氏「なぜ日本人は草コインで失敗するのか」

なぜ日本人はトルコリラで大損するのか(東洋経済オンライン)の記事がツボにはまっています。なぜなら、これは、そのままなぜ日本人が草コインで大損をするのかということと、ダブって見えるからです。

では、どこがどうダブって見えるのでしょうか。

トルコリラへ注目が集まる理由は17.5%という高い利率だとことです。

この高い利率、金融に詳しい人は一目で「なんか怪しい」「簡単には儲かりそうにない」と見抜きます。

しかし、慣れない人は「一発逆転が狙えるかも」という期待をもって買ってしまいます。

この金利を見た瞬間の心理が、その後の投資の勝敗を分けているとも言えるのですが、この心理はトルコリラ投資でも草コイン投資でも共通しています。

草コインの場合はどうでしょうか?トルコリラに投資してしまうひとの心理と同じものがそこには見え隠れしています。

特徴①「高金利」を「高配当のPOS」と読み替えると見えてくる敗者の投資心理

高利のPOS配当を約束する草コインがあり、人気があります。年利100%のコイン配当があるといったようなものです。
高配当のPOSのコインで100%配当になったとしましょう。翌年になるとコインの量が倍になるというわけです。

しかし、そのコインの価格はいくらになってますか?
1円になってしまえば、いくら2倍3倍に増えてもどうしようもありません。

0円になってしまえば、無限大に増えても、価値はゼロのままです。

金融リテラシーがないとそういうことがわかりません。

特徴②煽りが多い

トルコリラも、なぜかネット上では推薦されていたり、盛大に煽るものが多いです。なぜトルコリラなのか。
草コインにおいても、特定のコインのポジティブな情報が拡大され、批判を検索しても見つからないような奇妙な現象もあります。
多くの草コイン投資家は、批判意見を検索したりはしないようです。

特徴③お金のない人ほど引っかかる

そして、お金のない人ほど、つまり「今すぐお金が欲しい人」ほど引っかかる傾向にあります。

お金がないということは、金融リテラシーがないということ。

金融とまではいかないにせよ、「収入>支出」のコントロールや身の丈に合わない支出をしている、支出の内容を管理していない、浪費と投資の違いが判らないといったマネー全般のリテラシーがないことも影響しています。

お金がない人は、金融リテラシーが低いので、ハイリスク・ローリターンの商品にお金をつっこみ、更にお金を失うことにります。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 3993 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。