ベトナム中央銀行「マイニングマシン輸入禁止」|取引だけでなく採掘を抑制することで「詐欺」を撲滅したい政府 | 仮想通貨まとめ

ベトナム中央銀行「マイニングマシン輸入禁止」

仮想通貨が昨年ほど過熱していない今年ですが、マイニングについてはまだまだヒートアップしていそう。

…と言いたいところですが、もしかしたら国の政策によっては、冷や水をぶっかけられることになるかもしれません。

ベトナムの中央銀行であるベトナム国家銀行は、仮想通貨マイニングマシンの輸入を停止することを発表しました。

ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、商工省が仮想通貨のマイニング行為を防止するために提案していた、輸入統計品目表の統計番号「8471.80.90」に該当する自動データ処理機械ユニットの輸入停止措置に賛意を示した。

この背景には、ベトナム商工省からマイニングマシンの一時的な輸入禁止をするよう正式に要請を受けたことにあります。
昨年から今年4月までの間に、ベトナム国内に輸入されたマイニングマシンは1万5600台に上るとのこと。
多くは、ハノイやホーチミンなどをメインに輸入されていました。

ベトナム国内では仮想通貨取引はすでに禁止されています▼

「ビットコインとその他の仮想通貨は、ベトナムでは法的な決済通貨としては認められていません。したがって、仮想通貨の発行、供給、そして決済での利用は禁止されています。」

「マイニングマシン輸入禁止」は以前から検討材料

なぜマイニングまで禁止したか?というと、ベトナム国内で起きた仮想通貨の詐欺事件が背景にあります。

この事件やそれ以前にすでに起きていた詐欺事件などの影響をうけ、ベトナム国内では仮想通貨の使用が禁止されました。

しかし、▼

中央銀行は、仮想通貨向けのマイニングマシンは「決済手段としての仮想通貨とは切り離されたものだ」との意向を示しており、中央銀行の管理対象ではないとしています。
、国の税関もマイニングマシンが規制を受けないことを明確にした通告を発表しました

これにより”唯一の仮想通貨を得る手段”となったマイニングマシンの輸入量が急増。
2017年では、1月~10月は2000台前後に過ぎなかったのが、11月と12月だけで一気に5000台も輸入されました。

取引を禁じたところでマイニングをしてしまえば「いくらでも」仮想通貨を手にすることができます。
取引を禁じただけでは意味がないのです。

そのため、マイニングの基盤であるマシンの輸入を止めてしまえば、マイニングそれ自体ができなくなり、仮想通貨をベトナムから排除できるであろう、、、という算段ではないかと思われます。

表の情報だけだとどうも腑に落ちないのですが、、、

政府が本当に恐れているのは”キャピタルフライト(資本流出)”ではないかと筆者は感じます。
ベトナム経済は現実には確かに好調ですが、公的債務が多く、外貨準備高が低いことも事実。
銀行が破綻した場合、救済する余裕はほとんどありません。
また、ベトナム国内の銀行の不良債権総額も266億ドルに達しているといわれています。

国の将来に危惧した対策は、好景気の国だろうと不景気の国だろうと大して変わらないのかもしれません。

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鈴木まゆ子 / 2826 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。