スイス・ツーク州、投票にブロックチェーン活用|「クリプトバレー」の試みがスイスを仮想通貨技術の中心地へ | 仮想通貨まとめ

スイス・ツーク州での市民投票にブロックチェーンの実証実験

「クリプトバレー」として知られるスイス・ツーク州。
ここでの市民投票にブロックチェーンが応用されることになりました。
ただし、まだ実験段階とのこと。

スイスのツーク市が今夏、ブロックチェーンを用いた試験的な市民投票を実施する予定だ

今回の実験的な投票では、17年11月に立ち上げられた同市のデジタルID(eID)システムが導入されるとのこと。このシステムでは自分のデジタルデバイスで市民は投票できることになるそうです。

また、今回はあくまでも実験であるため、投票結果は法的拘束力を持たないとのこと。

また、▼

市民は重要度の低い市の問題について投票するほか、ブロックチェーンに基礎づけられたeIDシステムを将来的に国民投票に使うべきかどうかも質問される

このような「投票活動へのブロックチェーンの応用」はすでにアメリカでも始まっています▼

ツークは政治的にも安定した生活水準の高い街

ツークは政治的にも安定した生活水準の高い街

スイスでもっとも小さい州・ツーク。
政治的には安定しており、生活水準は高いとされています。
税率が低いこともあり、住民の4分の1は外国人、その88%はヨーロッパ出身。
そして住民の92%は「自分は幸せ」と思っているとのこと。

このような住環境や住民の意識が、先進的な試みを後押ししているのかもしれません。

ブロックチェーン活用で”不正防止”

投票にブロックチェーンを活用するのは、「改ざんができない」といった強みを生かしたい意図があります▼

現在ほとんどの国の投票はアナログです。選挙会場で投票用紙を配布、有権者が記入、選挙管理委員が開票・集計します。
電子投票であればわざわざ会場に行く必要がなく、投票率の向上なども見込めるメリットがありますが、投票の秘密が厳守されない、投票結果が改ざんされる可能性があるといった問題もあります。

日本でもときどきありますが、不正な投票や結果の改ざんなどがあります。
また、特に地方では投票の秘密が守られないことも。
投票結果から「○○村の△△は、××に投票しなかった」などとして噂されることもあります。

このような事態を防ぐべく、ブロックチェーンによる公正な投票の実現が期待されています。

ブロックチェーンを使った電子投票であれば、改ざん不可能な形で情報が登録でき、開票者による不正なども防げるためメリットが大きい

”クリプトバレー”ツーク州、仮想通貨技術の導入に積極的

”クリプトバレー”として知られるスイス・ツーク州。
早々に仮想通貨での公共料金決済などを導入するなど、仮想通貨技術の先進的な試みはすでに世界に知られています。

仮想通貨とブロックチェーン開発の世界的拠点である「クリプトバレー」のツーク市は、「仮想通貨、ブロックチェーン、分散台帳技術のための世界有数のエコシステム」の中心地の1つになっている
「クリプトバレー」の存在と仮想通貨投資家への非課税政策により、スイスはヨーロッパで最もブロックチェーンに優しい国だと言われている。
まとめ

まとめ

先進的な試みは世界の技術の応用にも波及していく効果があります。
とくに、新しい技術のチャレンジにおっかなびっくりな日本には、よい刺激となるかもしれません(指をくわえて眺めて終わり、の可能性もなきにしもあらずですが)。

税制も含め、今後どのようにツーク州が変わっていくのかを見つめていきたいところです。

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鈴木まゆ子 / 742 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。