仮想通貨交換業登録に”100社以上”が行列

仮想通貨の価格が現時点で上昇トレンドにあるとはいえ、2017年に比べて下落しています。

が、企業にとってはそれは関係がないのかもしれません。

仮想通貨交換業登録に、すでに100社以上が”行列”しているといいます。

今年に入り、金融庁の登録済みORみなし登録の仮想通貨交換業に調査が入りました。
多くが行政処分を受け、中には交換業市場から撤退を余儀なくされたところも。

しかし、”それでも”「今しかチャンスがない」と思っているのか、登録待ちの気配はやみそうにありません。

将来の可能性を視野に会社の定款に「仮想通貨交換業」を盛り込む異業種の企業もあり、水面下で「仮想通貨ブーム」が続いている状況だ。

この行列には、音楽業界の雄であるエイベックスやフリーランスのマッチングサイトであるクラウドワークス、そして一見全く関係がないように思える介護関係の企業なども並んでいます▼

なんとなく「とりあえず登録」感が否めないのですが、、、

仮に100社全部が通ったとしても、生き残るのは数パーセントのように感じます。

なお、金融庁いわく、▼

「登録申請の問い合わせは増えており、現在も新規の登録審査を行っている」

ただ、残念なことに、利用者のいる既存の交換業者への検査や行政処分を優先的に行っていたため、新規の登録審査については後手後手になっているようです。その結果、▼

最長で2年半はかかるとされる金融庁の仮想通貨交換業者登録の審査。
仮想通貨への熱いまなざしはいまでも続いていますが、ビジネスチャンスがいつまでも続くとは限りません。

「日本の仮想通貨業界への規制の方向性は間違っている」
「市場を育成しようというスタンスが金融庁から感じられない」

という批判が有識者からは出ています。
あながちそれは外れではないかもしれません。

なお、マネックスは「時間を買う」という意味でも、みなし業者のコインチェックを買収しましたね▼

”自社用”にマイニングを行う会社が登場__長野県佐久市

しかし、企業のすべてがすべて、交換業者になりたいわけではありません。
別の意図をもって仮想通貨と関わろうとする企業もあります。

新宿に拠点を置く情報・通信関連企業のアクロディアは、長野県佐久市にマイニングファームを築くことを発表しました。

アクロディアは、事業領域の拡大と中長期的な成長戦略として、ブロックチェーン技術やAIなどの先端技術を用いたソリューション開発や仮想通貨関連事業への参入を企図している。
そこで、長野県佐久市臼田地区で、2018年秋完成予定を目途に、仮想通貨のマイニングファームを設営することになった。

佐久市になぜマイニングファームを作ると決めたのか?

それは、佐久市の企業誘致施策「佐久市産業立地応援プラン2018」を活用し、優れた条件で土地取得や設備投資を行うことができると判断したためです。

さらに、冷涼で広大な土地をもつ佐久市は、次のような点でマイニングに適していると言えます。

・活断層から離れて位置し、強固な地盤を持つ佐久市は、地震災害のリスクが比較的少ない

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 6847 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。