ジョージ・ソロス氏、仮想通貨投資へ参戦

米著名投資家ジョージ・ソロス氏は今年1月に仮想通貨についてバブルだと述べたが、同氏の資産260億ドル(約2兆7800億円)を運用するファミリーオフィスはデジタル資産を取引する計画だ
伝説の投資家ソロス氏、仮想通貨への投資に参戦

伝説の投資家ソロス氏、仮想通貨への投資に参戦

あの伝説の投資家ジョージ・ソロス氏が仮想通貨の投資に積極的な姿勢を見せました。
といっても、投資は同氏一人で行うものではなく、実際にはファミリーとして行っています。

実際の取引はまだ開始していないものの、ソロス・ファンド・マネジメントのマクロ投資の責任者は、この数か月間内に、仮想通貨投資に関する了承を内部で得た模様です。

仮想通貨には懐疑的だったソロス氏

「売り浴びせ」でこれまで世界を震撼させてきたジョージ・ソロス氏

「売り浴びせ」でこれまで世界を震撼させてきたジョージ・ソロス氏

世界的な投資家として名を馳せているジョージ・ソロス氏。
特に「売り浴びせ」で過去、様々な暴落を引き起こす一方、大きく儲けてきた点が知られています。

1992年のBlack Wednesdayでポンドの暴落を引き起こし、一晩で10億ドルの儲けを得ました。
また、1997年にはタイバーツを売り浴びせ、タイ政府は耐えきれず相場は暴落しました。
昨年はアメリカのETFの売りポジションを買い集めたことで「そろそろアメリカのバブル崩壊が来るんじゃないか」とも言われています。

では、ソロス氏の仮想通貨へのスタンスはどうだったのでしょうか?

ウォーレン・バフェット氏と同様、仮想通貨については懐疑的な姿勢でした。
今年1月、ダボスで行われた世界経済会議に参加した際の演説では次のように述べています↓↓↓

「ビットコインは通貨ではない。通貨とは安定した価値の保管手段であり、1日に25%も変動するようなものが支払い手段となることはできない。仮想通貨は投機だ。誤解に基づいたものだ。」
「放物線状に上昇するときは通常、最終的に急激な下落に至る。だが、このケースでは、独裁国家が増える限り、異なる結末を迎えるだろう。こうした国の統治者は海外で資金を蓄えようとビットコインに注目するからだ」
ソロス氏は、仮想通貨が急激な下落に見舞われる事態よりはむしろ「高値もちあいとなる」の可能性が高いと予想。

一方、ソロスはすでに間接的な仮想通貨投資を行っていた

ソロス氏の投資ファンドは、ビットコインを支払い手段として受けつけた最初の大手企業、オーバーストック・ドット・コムの第3の筆頭株主になった。
Overstock.comは仮想通貨に親和性の高い企業

Overstock.comは仮想通貨に親和性の高い企業

Overstock.comは、ビットコインでの決済を最初に導入したEコマース企業。
仮想通貨取引事業についても予定しています。
また、ICOも行っており、すでに50億円以上を調達しています。

このような企業に投資することで、「仮想通貨とは何か」「現実にどう動いているのか」を調査していたのかもしれません。

ソロス・ファミリーの仮想通貨投資についての今後の予想は

広瀬隆雄氏「ナチスに迫害されたソロスは仮想通貨の概念にシンパシーを感じるはず」

広瀬隆雄氏「ナチスに迫害されたソロスは仮想通貨の概念にシンパシーを感じるはず」

今回のソロスファミリーの参入に関し、多くの人が様々なツィートを残しています。

ここでは、投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCのManaging Directorとして活躍し、Market Hackの編集長を務める広瀬隆雄氏のツィートをご紹介します。

※「カストディー」とは有価証券投資でいうところの証券の保管・管理のことを言います。
また、「ダークプール」とは証券会社内のシステムで投資家からの売買注文を付け合わせて取引を行う方法のことを言います。外部から見えにくく匿名性が高いのが特徴です。

つまり、ソロスファミリーは単に儲かるかどうかだけでなく「取引が安全かどうか」をかなりチェックしていたということになります。

まとめ

ソロスは、ナチスや共産主義のような独裁ではなく「オープン・ソサエティー(開かれた社会)」を育むことを目指している。
国家の制約を受けない仮想通貨にソロスの夢が重なるか

国家の制約を受けない仮想通貨にソロスの夢が重なるか

今は組織的な縛りのある仮想通貨も出てきましたが、もともと仮想通貨のコンセプトには「国家を含めた組織の制約を受けない、P2P取引の可能なオープンソースのものでした。
もしかしたら、調べていくうちに

国家の制約を受けない仮想通貨にソロスの夢が重なるか

国家の制約を受けない仮想通貨にソロスの夢が重なるか

今は組織的な縛りのある仮想通貨も出てきましたが、もともと仮想通貨のコンセプトには「国家を含めた組織の制約を受けない、P2P取引の可能なオープンソースのものでした。
もしかしたら、調べていくうちに自身がもつ理念と重なる点を感じたのかもしれません。

とは言え、投資は投資。
今後の仮想通貨の価格変動には、ソロス氏の意図も関わってくる可能性は十分にあります。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 8385 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。