米上院は23日、連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に現FRB理事のジェローム・パウエル(Jerome Powell)氏(64)を充てる人事を賛成多数で承認した。

■参考:ジェローム・パウエル氏について↓↓↓

パウエル氏は通貨としてのビットコイン、そしてネットワークとしてのビットコインの両方に精通しているようだ。

Governor Powell appears familiar with bitcoin as a currency and Bitcoin as a network.

ジェローム・パウエル次期FRB議長、仮想通貨に一定の持論あり

ジェローム・パウエル次期FRB議長、仮想通貨に一定の持論あり

次期FRB議長に決定したパウエル氏。
以前から仮想通貨やブロックチェーンについて、一定の持論を展開しています。

持論1:仮想通貨について

「ビットコインに対しては、何の反感も持っていない。プライベート通貨に対してもだ」
「マネーロンダリングなどの問題には関係しているが、我々は大まかに言って代替通貨に反対したり賛成したりはしない」
仮想通貨への傾倒は、サイバー攻撃や違法行為といった深刻な問題を引き起こすと警鐘を鳴らした上で、仮想通貨の政策は概ね財務省(国税局IRSや金融犯罪捜査網FinCENなどを管轄する)の範疇であるとも述べている
「FRBにビットコインの監督や規制をする権限は全くない。これは完全に銀行業界の外で起きている決済上の革新であり、私が知る限り、ビットコインとFRBの監視対象である銀行の間に共通点はない。一元的な発行者やネットワーク運営者がいないため、ビットコインを規制するのは容易ではない。」

持論2:FEDコイン(米独自仮想通貨)について

「FRBの立場から言えば、私はFRBが独自のデジタル通貨を発行する考え(通称FEDコイン)にはかなり慎重になった方が良いと思う」
パウエル氏は以前から、分散型台帳技術の幅広い採用へは課題が残ると話していた。特に中銀のデジタル通貨発行に関しては「有意義な技術」と「プライバシー」がネックになるという。そして国内の決済技術の発達や民間企業の技術革新と競合することによって、長期的にはイノベーションを抑圧してしまうかもしれないとの懸念を示した。

持論3:ブロックチェーンについて

「我々は実際、ブロックチェーンを経済の大規模な決済部門で重要な役割を果たすであろうと見ている。注目すべきものだ」パウエル氏は上院議員にこのように話した

“We actually look at blockchain as something that may have significant applications in the wholesale payments part of the economy, something we pay close attention to,” Powell told Senate members.

(2017年)3月、ブロックチェーンと金融の未来に関するイエールロースクールのイベントで、同氏は「イノベーションであり、技術であり、そして決済システムだ」とブロックチェーンについて述べた

In March, he spoke on ”Innovation, Technology, and the Payments System” at a Yale Law School event on blockchain and the future of finance.

これまでの発言を概観して

氏の発言を概観すると「仮想通貨禁止!」の一刀両断とは考えられません。
どちらかというと、むしろ、そのメリット・デメリット両方を鑑みつつ、すでにある社会にどう生かしていくかなどについて、長期的スパンで対策を考えていくものと見られます。
また、安易な独自仮想通貨の発行については極めて慎重です。
既存の仮想通貨と競合することで、民間企業や市場の衰退を懸念しているようにみられます。

現在の暗号技術では違法行為を隠すことが容易であり、危険なものにもなり得るが、すべて否定的に受け止めるものではない。
ビットコインは分散帳簿技術を利用しており、銀行や仲介業者を介さずにやり取りできる特徴を持っている。ビットコインはいまだに様々な問題を抱えており、新たな法律や規制が必要となる。
感想

感想

パウエル氏は2012年からFRB理事を務め、金融政策に関する連邦公開市場委員会(FOMC)の決定に反対票を投じたことはないとのこと。ハト派としても知られ、株式市場でも彼の議長就任は好意的に受け取られています。

仮想通貨の規制の風潮の強い昨今ですが、同議長の柔軟な姿勢がアメリカ国内、ひいては世界の仮想通貨政策をよりよいものにするのにつながってほしいところです。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 7874 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問についてお伝えしたいなと考えています。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。