仮想通貨ビットコインETF”9つ”が却下

伝統的な金融機関CBOEのビットコインETFの行方に注目が集まるこの夏。

しかし、投資家たちが期待するほど、いい材料はなかなか揃いません。
ウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFが2度目の却下に見舞われたことはすでにお伝えしました。

今回、再び他社の申請したビットコインETFが米SECにより却下されました。その数は9つに上ります。

米国証券取引委員会(SEC)は22日、投資会社プロシェアーズとディレクシオン、グラナイトシェアーズから申請されていた計9つのビットコインETF(上場投資信託)を拒否すると発表した。

却下の理由はウィンクルボス兄弟のビットコインETFのときと同じで、▼

SECは22日に同委のウェブサイトに掲載した資料で、ETF上場を目指す取引所が「詐欺行為や市場操作的な行動・慣行」をいかに阻止するかが3社の申請には明示されていないと指摘

具体的には「上場先の問題」▼

プロシェアーズとディレクシオンが上場申請先として選んでいるNYSEアーカ取引所とグラナイトシェアーズのCboe BZX取引所に不備

市場の反応は”きわめて冷静”

この結果に、一部では「また大きく下落するのでは」という懸念もあったようですが、、、ふたをあけてみればきわめて冷静でした。▼

ただ先に下された判断が他の提案にとって悪い予兆と広く見なされていたため、今回の決定には意外感があまりなかった。

一時大きく値下がりはしたものの、戻すのも早くなっています。

専門家「今回のビットコインETFはチャラついてて却下されて当然」

ただ、今回のビットコインETFはウィンクルボス兄弟やヴァンエックのそれとは違い「プレインバニラ」「白いご飯」とは言い難い模様。

金融の専門家である広瀬隆雄さんは自身のブログで次のようにコメントしています。

これらの企業はLONG型、SHORT型など同時に複数の商品を提案していた
これまでにビットコインETFを申請した業者の大半は零細で実績不足の企業であり、見方によってはそれらが全滅したのは驚くに値しません

さらに、▼

レバレッジ型ビットコインETFなどの奇をてらった商品設計は、SECが最も嫌いなチャラついた意匠

「上場先の問題」だけでなく「商品設計の問題」の可能性もあるようです。

いずれにしても、見方次第では今後、OKを取り付けるための指針がよりクリアになったといえます。

▼広瀬さんが考えるところのビットコインETF上場のための要件とは▼

▼ウィンクルボス兄弟も”三度目の正直”を目指してがんばっています▼

まとめ

したがって(もうSECはどんなことがあってもビットコインETFを承認する気はないのか!)と絶望する必要は無いと思います。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
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こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。