Huobi,金融庁への交換業登録を申請し”日本市場へ進出”か

世界第3位の規模を持つ仮想通貨取引所Huobi(フオビ)が日本に進出するかもしれません。

現在、日本の金融庁の資金決済法に基づく仮想通貨交換業者の登録を進めているとのこと。

HuobiのFounder兼CEOである李氏は、法律に遵守した形で日本の取引所開設を目指しており、金融庁の改正資金決済法に基づく仮想通貨交換業の登録を目指している旨を明らかにした

この情報は、中国大手仮想通貨メディア幣世界が伝えたもの。
同メディアによれば、CEOである李氏は日本市場について次のようにコメントしたとのこと▼

「日本は経済大国であり、なおかつブロックチェーン技術においても大国だ。Huobiとしては日本に上陸することを必ずや実現したい」

6月には日本向けサービス提供を取りやめたHuobi

Huobiは、6月末、日本向けのサービス提供を取りやめています▼

仮想通貨大手取引所のHuobi Proは6/27に、日本居住者のユーザーに向けたメールを送り、日本国居住者に対する仮想通貨交換サービスの停止を発表しました。

ただ、このとき、追加見解が後日発表されており、▼

「日本国の法律を準拠した上で、仮想通貨関連のサービスを日本居住者向けに提供していく」

さらに、▼

本日(6月29日)Huobiの日本法人であるフォビ株式会社が協力会員としてJCBA(日本仮想通貨事業者協会)に加入したこと

こういったことから、日本向けサービスを取りやめたのはあくまでも金融庁の日本資本の交換業者への行政処分を意識してのことであり、状況を整えて再度日本市場にチャレンジする意向であったのだろうな、ということが言われていました。

▼当時の様子についてはコチラ▼

オーストラリア、イギリスなど…次々と拠点を広げるHuobi

Huobiの事業展開は勢いを増しています。

6月末から7月にかけて、立て続けにイギリスそしてオーストラリアに拠点を設けました。

中国の仮想通貨取引所フォビは、6月28日にロンドンオフィスをオープンし、今年第3四半期に店頭取引(OTC) を試験的に開始する予定であることを認めた。
仮想通貨取引所のフォビは7月5日、オーストラリアで取引プラットフォームをスタートさせた。

この他、6月初めには今話題の”仮想通貨ETF”を開始。
さらに下旬には、金融の情報端末であるブルームバーグターミナルにHuobiの仮想通貨市場指数が掲載されることになりました。

日本での仮想通貨交換業登録はすでに100社待ち。最長で2年かかるといわれています。

勢い増すHuobiが「あ、日本ってガラパゴスだわ。時間もったいないからやっぱやーめよっ」とならないうちに、日本の行政側の仮想通貨市場への認識が少しでも変わることを祈るばかりです。

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鈴木まゆ子 / 5488 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。