ビットコインネットワークが2つに分かれ、2つの競合通貨を創出した場合、約20の取引所のグループがコンティンジェンシープランを発表しました。

A group of nearly 20 exchanges has released contingency plans in the event that the bitcoin network splits in two, creating two competing currencies.

ビットコインの対立が起こっており、「分裂」が懸念されています。
危惧される2つの分裂が起きた場合には、現在の本流である
Bitcoin Core(ビットコインコア/BTCもしくはXBT)を認めると公表しました。
ユーザーの混乱を防ぐため、共同声明を宣言したのは、
世界中の仮想通貨取引所19社で、日本の取引所では3社が含まれています。
日本の仮想通貨取引所は、bitbank、coincheck、Zaifです。

昨年の仮想通貨イーサリアムを思い出しますが、
仮想通貨ビットコインも現在、分裂の心配がおきています。

簡単に言うと、ビットコインネットワークが2つに分かれ、
仮想通貨ビットコイン2種類が競争通貨になりうる恐れがあります。

難しい用語が多くなりますが、できるだけ簡単に概要をご紹介します。
↓↓↓

今の仮想通貨ビットコインをBitcoin Core(ビットコインコア)BTC/XBTと呼称「共同声明19社」

内容は、Bitcoin Coreが主導するプロジェクトの通貨を継続して「BTC(XBT)」と呼称し、Bitcoin Unlimitedのコインを「BTU(XBU)」として明確に区別するというもの。

すでに混乱しそうですが、言葉のニュアンスと表現が正確には異なりますが、わかりやすく簡単にすると、

今のビットコインを・Bitcoin Core(ビットコインコア/BTCもしくはXBT)
仮に分裂してしまった側のビットコインを・Bitcoin Unlimited(ビットコインアンリミテッド/BTUもしくはXBU)

と扱うとしています。

共同声明には日本からはbitbank、coincheck、zaifの3社で、世界からはKraken、bitfinex、bitstamp、bitonic、bitso、bitsquare、bitt、bittrex、btcc、coinfloor、itBit、QuadrigaCX、ripio、Shapeshift、TheRockが賛同した。日本語版の声明文に関しては、テックビューロがzaif公式サイトにて和訳文の公開を行っている。
他の取引所は、署名者として記載されていないが、同様の手順を計画していると言われているが、この特定の声明に署名していない。

Other exchanges, though not listed as signatories, are said to be planning similar steps but have not signed on to this particular statement.

声明は、Bitcoin Unlimitedを思想的に排除するというよりも、ユーザーの保護を主目的としている。

仮想通貨取引所が「声明を出した理由」

※わかりにくいので、仮にとして
Bitcoin Core(ビットコインコア)を現ビットコイン
Bitcoin Unlimited(ビットコインアンリミテッド)を分裂ビットコイン
でお伝えいたします。

※現時点で「分裂」の危機であり、分裂したわけではありません。説明の中で使うものとしてご承知おきくださいね。

現ビットコインを仮想通貨ビットコインと呼称する理由は

そのロジックは、取引所にとって「互換性があり継続性があるものがビットコインだ」というものだ。

分裂ビットコインが↓↓↓

直近のBitcoin Unlimitedの急速な勢力拡大により、ハードフォークの懸念が顕在化したことから本声明に至った。

【 分裂ビットコインの直近バグ事件 】↓↓↓

3月15日、Bitcoin Unlimitedは、マイナーやノード運用者が6時間もの間ダウンタイムに陥るという事態に苦しんだ。マイナーたちは20万ドル以上の収入を失い、ノードはクラッシュし、Bitcoin Unlimitedの稼働ノード数は800から300にまで落ち込んだ。
この攻撃やソフトウェアのクラッシュによって必ずしもビットコインネットワークに大きな影響が出たというわけではない。しかしながら、Bitcoin Unlimitedのチームは経験豊富ではなく、ビットコイン開発をリードする専門家も少ない可能性が高いことがこのことによって判明した形だ。
3月15日のソフトウェアのクラッシュは、2017年に見つかった2つめの脆弱性によるバグによるものだ。

声明では、分裂ビットコインに対して
「防止策の実装」を求めていると報じられています。↓↓↓

要するに「本流のビットコインに迷惑をかけるなら、取引所では扱わないよ」と言っている訳だ。

迷惑をかけなけいように実装してねということですが

仮想通貨ビットコインが分裂するって「どういうこと?」

「ビットコイン分裂? いったい何事なの?」と思った読者もいるかもしれない。手短に説明すると、ビットコインのコミュニティではここ数年の「スケーラビリティ論争」の果てに分裂の懸念が高まっている。

余談「スケーラビリティ」とは

スケーラビリティとは、機器やソフトウェア、システムなどの拡張性、拡張可能性のこと。

拡張といいますが、簡単にしすぎると、行っていることを大きな規模で行うことです。だからこそ↓↓↓

システムの利用や負荷の増大、用途の拡大などに応じて、どれだけ柔軟に性能や機能を向上、拡張できるかを表したもの。

話を戻しますね「仮想通貨ビットコインの分裂」

CoreとUnlimitedがなぜ分裂する寸前の状況に至ったかについては長くて複雑なストーリーがある。
複雑な経緯は省略して、大事な点を2つだけお伝えしたい。

【 1点目 】

1点目に、スケーラビリティ論争の果てにマイナー(採掘業者)たちと開発者コミュニティの間に対立が生まれた。
今やマイナーの多数派は、開発者コミュニティから出てきた案を通したくないらしい(後述するSegwitのアクティベートが行われていないことがその証拠だ)。

今のビットコインの(ブロックチェーン)ブロックは上限1MBですが、
前から上限に達していると報じられています。
特に普及も拡大していますので、最近は必要手数料が増える状況だともされ、
早くブロックサイズを上げないとならないと言われています。

「Segwit」を実装する案が実行中ですが、
分裂ビットコイン側(Bitcoin Unlimited)が、
「Segwit」の案を通したくないために分裂が危惧されています。
否定している理由はまた細かくなりますが、「Segwit」が複雑だとか、
またその後のマイナー手数料が減るなど含め取り上げられています。

※今のソフトウェアがBitcoin Coreと呼ばれています。

【 2点目 】

2点目に、ビットコインのハッシュパワーで最大シェアを占めるマイニングプールAntpoolの運営元がBitcoin Unlimitedの推進元である。
ビットコインのエコシステムでは、ハッシュパワーを多く持つものが多くのビットコインを得る。Bitcoin Unlimitedはハッシュパワーという武器を背景にしているのだ。

また、ものすごく専門用語を省いてしまうと、分裂ビットコイン(Bitcoin Unlimited)は、
現在上限とされているビットコインのブロックサイズ1MBをなくして、
ダイナミックに拡大を決定しようとするバージョン。
この開発チームは、今のビットコインとは別の人たちで立ち上げられています。

その推進元は、マイニングプールAntpoolの運営元だということですね。

取引所の声明は「仮想通貨ビットコイン」分裂防止策になるのか

取引所の声明

「取引所として、私たちは24時間365日連続で取引される秩序ある市場を維持する責任を負っています」と述べています。ビットコインハードフォークの場合、操作を中断して勝者が出るのを待つことはできません」

”As exchanges, we have a responsibility to maintain orderly markets that trade continuously 24/7/365. It is incumbent upon us to support a coherent, orderly and industry-wide approach to preparing for and responding to a contentious hard fork. In the case of a bitcoin hard fork, we cannot suspend operations and wait for a winner to emerge.”

今回の共同声明の意義は、ビットコインのエコシステムに「3すくみ」の構図を提示したことにあるのではないかと思う。
取引所が扱わない仮想通貨には値が付かない。

※取り扱わないとは、文には記載されていません。ただし、万一分裂した場合は、今のビットコインを呼称するという声明はだされています。

この判断はマイナーに対して「ハッシュパワーによる実力行使(というより攻撃)は認められない」とのメッセージを送っていると同時に、開発者コミュニティの側に対しても「互換性、継続性が損なわれるアップデートは取引所としては受け入れられない」とのメッセージを送っていると考えられるからだ。
望む望まないに限らず、対応が必要になる事態もある。最も良いのはハードフォークが起こらないことであるが、事態が起こる前に予め対策を講じ始めていることは一つの安心材料にも繋がるだろう。
まとめに…

まとめに…

この問題は、イーサリアムの時を思い出します。
しかし、イーサリアムを教訓に、仮想通貨取引所が対応をしたともいえるのではないでしょうか。
現在混乱しているユーザーさんもいるのではないかと思います。
価値をどこに見つけるかというところですが、繊細な時期にあると思われますので、ここは個人意見は控えさせていただきます。
スケーラビリティ論争も当然ですが、他の取引所はどう扱うのかもこれから注意していきたいところです。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 2662 view

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
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