近年、ビットコインに代表される仮想通貨が注目されている。
電子的な記号にすぎないものが価値をもち、人々の間で流通するのが仮想通貨だが、電子的なものが価値をもつのは、例えばネット上での預金通帳残高でもそうだ。

仮想通貨と中央銀行券(貨幣)の「類似点と相違点」比較

仮想通貨のより本質的な点は、そもそも発行者すら存在せず、発行者が仮想通貨と何かとの交換を約束する形に一切なっていない点にある。
銀行預金の残高情報は、それだけの現金を銀行から引き出せることを意味している。
しかし、仮想通貨の場合には、現金やモノとの交換が約束されていないという意味で、何の裏付けもなく、いわゆるファンダメンタルズとしての価値はゼロである。にもかかわらず価値をもって取引が行われている。

ファンダメンタルズとは、簡単に言うとマーケットの基礎部分を指す言葉として使われます。経済で言えば、ここにはたくさんの要素が含まれており、具体的な範囲は特に決まっていません。ある国の健全性を見るためには、複数の経済数値を見る必要があるためです。

二つ前に、銀行預金は「引き出せる」とありますが、
これからの説明では。“引き出しができるだけ”というべき発言にかわります。
銀行預金にもある種の類似点があります……続きを▼▼▼

では、なぜファンダメンタルズとして
価値の裏付けがないという仮想通貨が価値をもつのでしょうか?
【 仮想通貨 】

①仮想通貨は供給量が制約されており、勝手に増やすことができません。※補足あり
②また、「偽造」できない仕組みが技術的につくられている点。
※ブロックチェーンがここの基本技術として各分野に活用されています。

これだけが価値を決めるものとは限りません。
③最大の理由は、“価値”があることを、皆が思うからこそ価値があると伝えています。

参考資料:日本経済新聞(会員は全文参照可能)
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO09502460U6A111C1KE8000/

※日経では、仮想通貨の何かには触れていないため、
供給量が決められていると記載されています。
ここは、正しくもあり間違っているところでもあります。
仮想通貨ビットコインは供給量が決められています。
永遠に発行し続けることはなく、最高数が定められています。
しかし仮想通貨の種類によっては、供給量が決められていないものもあります。

しかし、本当のところ、現在の中央銀行券(紙幣)も
仮想通貨と似た構造があるといいます。
それは、類似点と相違点がわかります。

【 中央銀行券(紙幣)】

相違点
①仮想通貨は供給量に制限がありますが、紙幣はありません。
中央が刷りつづけることができます。
②偽造についてはできないといいたいところこですが、
透かしなどの技術までではなく、
見た目に一般市民が騙される偽造紙幣をつくることは不可能でありません。

類似点
③価値▼▼▼

中央銀行にもっていっても何かと交換してくれるわけでもない。本来はただの紙きれのはずだ。しかし、皆が中央銀行券に価値があると思うから価値がある。

「仮想通貨」と「中央銀行券(紙幣)」にみる貨幣って何?

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仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
未来を想像する材料になります。

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