“仮想通貨”と聞くと、すぐに思い出すのが“ビットコイン”だ。円やドルとビットコインとの交換レートが大きく変動していたため、投機の手段と見られることが多かった。

仮想通貨ビットコイン「負」のイメージ

「2009年から流通し始めたビットコインですが、世界最大の取引所だったマウントゴックス社が14年2月、85万ビットコイン(時価470億円)の“消失事件”を起こして経営破綻。

仮想通貨ビットコインが悪いのではなく、マウントゴックス社の流用でした。
一度ついた負のイメージを、払拭するのは難しいのが現状です。

また07年に発覚した疑似通貨“円天”による詐欺事件もあり、こうした“通貨”に対していいイメージを抱いている人は少ないだろう。
円天事件

円天事件

健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」は「100万円で年利36%」をうたい文句に多額の出資金を募りました。2007年1月から利息払いを、現金から疑似通貨「円天」に変えましたが、資金繰りが悪化し、円天での配当も止まりました。円天とは会員が振り込んだ現金に応じて発行するポイントのようなもの。
この商法に全国で主婦らを中心に約5万人がだまされ、同社が集めたお金は1000億円を超すと見られている事件です。

仮想通貨ビットコインと円天が同じようなものだと、解釈する人もいるようです。

「負」の事件があっても、人気はやまない「仮想通貨ビットコイン」

「決済手段としての価値は落ちていません。アメリカのオンライン旅行予約大手のエクスペディアや、パソコンメーカーのデル、アメリカの楽天スーパーロジスティクスなどが、ビットコイン決済を導入しているのです」(経済部記者)
なぜ決済手段として活用されるのか。それは、ビットコインを使った方がコストを下げられるからなのだ。
「すべての取引データを、ネットワークに参加する利用者それぞれが持ち、常時相互監視することで、不正を防ぐことができる、というもので、“分散型台帳”とも呼ばれています」

ブロックチェーンの技術は、分散型台帳といわれるもの。
簡単に言いますと、ひとつひとつのブロックに取引が記録されていきます。
記録は、つながっているネットワーク(共有者たちというほうがわかりやすい)でも、同じ情報を確認できます。

三菱東京UFJをはじめほとんどの邦銀は、銀行を通るすべての金融取引のデータを行内の大型コンピューターで管理し、システム投資に多額の費用をかけている。

銀行では、取引情報やかかわるデーターを、大きなコンピューターで管理しています。
この運用や維持には、莫大な費用がかかっています。

ブロックチェーン技術をつかった「MUFGコイン」は、どんなもの?

MUFGコインは、複数の小型コンピューターのネットワーク上に、改ざんされにくい「取引記録の台帳」を安く構築できる「ブロックチェーン」と呼ばれる新技術を活用。
大型コンピューターを介する必要がなくなるため、システム投資を大幅に抑えられるという。

三菱東京UFJ銀行は、昨年9月に日本の金融機関として初めて、ブロックチェーン技術に強みを持つ米ベンチャー企業R3に参加しています。

実用化されれば、金融取引などの管理にかかる費用を大幅に節約し、国際送金や振り込みの手数料を安くできるという。当面「行内通貨」と位置づけるが、円と交換できるようにして同行の利用客らに発行する構想もある。

関連するまとめ

2016年優勢は金より仮想通貨ビットコイン|金も仮想通貨を追う“ブロックチェーン”取…

仮想通貨ビットコインは金と類似していると言われていますね。しかし、…2016年は金よりも仮想通貨ビットコイン…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 2868 view

フィンテック(Fintech)日本金融が遅れている本当の理由|仮想通貨中核技術はこれ…

世界中で熱を帯びている仮想通貨の中核技術フィンテック(Fintech)。以前より、海外から遅れていると言われ…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 2506 view

仮想通貨ビットコインが主流化(メインストリーム)へ|研究所が発表第3舞台

仮想通貨ビットコインはメインストリーム化(主流化)となりうる第3ステージへと突入したと結論付けがなされました…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 1499 view

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
未来を想像する材料になります。

有益な情報を共有できる
言葉の情報発信を目指しています。

仮想通貨勉強会 東京では
たまに、そっと座っております。
これから知りたい方も、
通貨のコアなファンの方も
ぜひ参加してみてくださいね。


仮想通貨入門講座はこちらから
  ▽【無料】ですよ▽