JPMコイン、仮想通貨(暗号資産)有識者からは「仮想通貨ではない」

米大手金融機関JPモルガンが開発したJPMコイン。
国際送金の手段として開発されたJPモルガンの独自仮想通貨です。

ただ、使用できるのが同社クライアントに限られていることなどから、リップルCEOからは「そもそも仮想通貨(暗号資産)の要件を満たしていない」という批判をあびています。

また、あるブロックチェーンシンクタンクからは「仮想通貨(暗号資産)ではない、単なる国際送金システムだ」という指摘も▼

ダイモンCEO「いつかは消費者も使うかも」

そんな批判や指摘を懸念したのでしょうか。

JPモルガンの「投資家デー」にて、同社CEOのジェミー・ダイモン氏はJPMコインについて次のように語りました。

「JPモルガンコインは、内部だけで使われるかもしれないし、商業目的で使われるかもしれないし、いつかは消費者に使われるようになるかもしれない」

Forbes寄稿者「JPMコインはXRPの不正を正す」

また、JPMコインを批判的にみるブロックチェーン有識者ばかりではありません。

米経済紙Forbesの寄稿者であり「JPモルガン・チェースのJPMコイン vs 暗号ファン」の作者でもあるJason Bloomberg氏は、JPMコインを歓迎し、次のように評価しています。

JPモルガンのこうした行動はリップルが詐欺行為を行っていると唱えていることと同じで、銀行としては賢い選択を行っている
リップルは、XRPを銀行間の国際取引における問題を解決するものとして位置づけておりますが、本質的には“詐欺である”と見られる兆候もあります。
世界の銀行が賢明になってきており、リップルの不正を正すためにJPモルガンはコイン発行を早めたんです。

なぜかというと、

エスクローサービスを通じてではあるものの、この実態は変わりません。
そのため、国際取引の問題解決のためではなく、自社利益のため、という見方もあるようです。

なお、そのリップルの状態を知ってか知らずか、異例のXRP上場をOKとしたのが米大手仮想通貨取引所のCoinbaseですが▼

まだまだ物議は醸しそうですが、次の事実は間違いないようです。

「私たちが目にしているのは、リップルとコルレス銀行の防衛的なモードが引き起こした市場の変化です。」

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すずきまゆこ / 826 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。