Ginco、仮想通貨(暗号資産)交換業者用ウォレット発表

仮想通貨(暗号資産)のウォレットサービスを提供する日本のGinco(ギンコ)。
同社が仮想通貨交換業者向けウォレットなど3つのサービスを13日、発表しました。

同社が発表した3つのサービスとは、▼

・ノードホスティング
・仮想通貨交換業者向けウォレットソリューション
・ユーザー用ホワイトラベルウォレット

なお、同社はこの3つのサービスを発表するにあたり、根本にある「方針」を以下のように説明しています。

仮想通貨関連ビジネスを行う事業者のシステム課題を解決
より多くの事業者がサービスづくりに集中し、収益最大化ができるサポートをしていく

森川CEOは次のように語っています。

これまでウォレット開発で培ったインフラまわりの知見を、事業者に提供していく
仮想通貨・ブロックチェーンの普及を推進していくため「Ginco Solutions」を開始

サービス1.ノードホスティング

仮想通貨取引所はこれまで、事業運営を発展させるにあたり、次のいずれかの選択を常に迫られていました。

ブロックチェーン情報を最新にキャッチアップするため必要となるノードの研究・開発
新規顧客を獲得したり、顧客満足度を高めたりするために通貨を新規追加

両方を同時に行えればよかったのですが、どちらも手間暇がかかります。

Gincoはこの事情を鑑み、ブロックチェーンノードの保守・運用サービスの提供を行うことで、以下のように仮想通貨取引所の収益最大化をサポートするとしました。

ノードの開発・運用を外部化し、新規通貨への対応を迅速に行うことが可能
ブロックチェーンの仕様変更やハードフォークに煩わされることなく、取引所事業に集中することができる

なお、ノードサービスをGincoに外部化することで新規追加ができるコインは以下のようになります。

ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
イオス(EOS)
リップル(XRP)
ステラ(XLM)
トロン(TRX)

サービス2.仮想通貨交換業者向けウォレットソリューション

Ginco社は仮想通貨事業者向けのウォレット「Ginco Enterprise Wallet」を発表した。

取引所にとっての悩みの種のひとつは「セキュリティ」と「利便性の高いサービスの提供」のバランスです。
セキュリティを重視すればユーザビリティが犠牲になりますし、逆にユーザーにとって使い勝手のいい取引所を目指せば、常にホットウォレットに過疎通貨(暗号資産)を置いておくことになるため、セキュリティがおろそかになります。

これについて、Gincoは、

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鈴木まゆ子 / 953 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。