WSJ分析「QuadrigaCXのウォレットに仮想通貨はないのでは」

CEOであるジェラルド・コットン氏が昨年12月に急死したカナダの大手仮想通貨取引所QuadrigaCX(クアドリガCX)。
同CEOが一人でコールドウォレットの秘密鍵を管理していたことが裏目に出て、顧客から預かった仮想通貨資産が一切引き出せなくなってしまいました。

この状況について、米経済紙Wall Street Journal(ウォールストリートジャーナル、WSJ)では次のような専門家の分析記事を取り上げています。

このような説を提示したのは仮想通貨アナリストのジェームズ・エドワーズ氏。
同氏は公表されている取引所の取引記録を分析、次のように主張しています。

Quadriga側が主張するような、巨額の仮想通貨を保管しているウォレットを取引所側が管理している証拠はない
「QuadrigaCX用の識別可能なコールドウォレットは存在しないとみられる」
一時的に大きな残高を持ったウォレットが存在したことを示唆する証拠はある

しかし、

そして、

現在、最も大きな金額が入ったウォレットはホットウォレットであり、取引目的で使われている

他の調査会社も同意見、KrakenCEO「信じられない」

このような結論に達したのはエドワーズ氏だけではありません。

ブロックチェーン関連の調査企業エレメンタスグループはイーサリアムについて分析し、同様の結論に達した

また、米仮想通貨取引所KrakenのパウエルCEOは次のようにツィート▼

Redditでは「CEO死去自体が嘘なのでは?」

また、米大手SNSであるRedditでは、CEOの死去自体が嘘なのでははないか、とする説も浮上。

The story of his death in India is questionable and we do have rights to be put at ease.

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すずきまゆこ / 1349 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。