”草コイン”仮想通貨取引所Liqui、2月いっぱいで閉鎖する可能性大

ウクライナ・キエフに拠点を置き、Liqui Trade社が運営する仮想通貨取引所Liqui(リクイ)が取引所の運営を停止することを明らかにしました。
理由は「流動性の低下」「サービスの提供に経済的意義が見いだせなくなった(要は採算が取れなくなった)」だとのこと。

同取引所は数多くの草コインが上場していることで知られています。

発表がされた本日から30日以内はLiquiに入金している仮想通貨の出金が可能

しかし、

30日が経過した後は「サイトの継続した運営を保証できない」と、完全終了する内容が掲載されている。

つまり、事実上2月いっぱいで運営が終わるということです。

ただ、リクイの閉鎖は今回突然ではありません。
昨年秋にすでに予兆がありました。

仮想通貨取引所Liquiは昨年9月と10月に総計20種以上の仮想通貨銘柄の上場廃止を発表

仮想通貨取引所Liquiとは

Liquiは、仮想通貨のアルトコインやICOブームを支えた取引所
大手取引所で厳しくなる上場審査の中で、かなり審査があまいと見られていた
時価総額の低い(いわゆる草コイン)通貨やICOが終わったばかりの通貨も上場していた

2017年は仮想通貨ブームで主要仮想通貨が一気に値上がりする中、同時に「次に爆上げするコインはどれか」という機運が投資家たちの間で高まっていました。
それがICOブームや草コインブームになったわけです。

この時期の恩恵を受けてリクイは急成長しました。

しかし、

1年を超える仮想通貨市場の下落を受け、市場の関心が大きく低下
アルトコインの中でも時価総額の低い通貨への関心低減は著しく

この影響から、リクイにおける取引所出来高ランキングは、

160位に転落(最盛期は10位いないの時もあった)

仮想通貨取引市場への影響は”限定的”か

ただ、仮想通貨市場への影響は限定的ではないか、と仮想通貨メディアCoinpostは伝えています。

というのも、

全仮想通貨市場の出来高に対する比率は0.0006%

ただ、そうは言いながらも、草コインを保有しているユーザーもいるわけです。
また、保有していないにしても草コイン上場取引所が閉鎖するという事実は、少なからずユーザーの心理の冷え込みに影響する可能性があります。

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元)仮想通貨まとめ編集部の志水 / 6221 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。