BinanceのCZ、シンガポールでのインタビューで今後の展望を語る

世界最大の仮想通貨取引所BinanceのCEOであるCZは、シンガポールで開催されたイベントBinance Blockchain Weekに参加。
ここで、You TuberのBoxminingからインタビューを受け、数ヶ月以内にリリース予定のBinanceチェーン、そしてBinanceの今年の展望について語りました。

「ERC20トークンはBinanceチェーンに移行」

まず、昨年に発表されたバイナンス独自のブロックチェーン「Binanceチェーン」について。
こちらは今年初めのリリースが予定されており、同時にBinanceの分散型取引所DEXもBinanceチェーンベースで同時リリースされることになっています。

これについて、CZは次のように語りました。

「同チェーンは、カレンシータイプで、スマートコントラクトを使用していないトークンにとってはるかに速く、そして安価である」
シンプルな設計であるBinanceチェーンは、より複雑な設計を必要としない通貨において、これまでとは違う選択肢になり得る

そして、現在イーサリアムブロックチェーン上にあるERC20トークンはすべてバイナンスに移すと言及。

もしERC-20をトークンとしてのみの利用目的である場合、イーサリアムチェーン上に残る理由はありません。
Binanceチェーンでは1秒で取引が完結するからです。つまり、より速く、より安く取引を行える。

さらに、次の可能性についても示唆▼

Binanceチェーンは発行目的以外で、スマートコントラクトを利用した設計を目的とするトークンには対応していない

しかし

将来的にはより多くのトークンに対応できるよう、Binanceチェーンをアップグレードする

「法定通貨経由で仮想通貨取引を促進したい」

また、現在、法定通貨ペアOKの取引所を増やしているBinance.
先日、バイナンス・ジャージーにて英ポンド建・ユーロ建の仮想通貨取引OKにしたところ、登録希望者が殺到しました。

この状況につき、CZは次のように述べました。

現在、ニュージャージーのマーケットは圧倒的な需要があることがわかりました。つまり、それだけ(世界的にもまだまだ)需要はあるのです。
まだ「価値」は法定通貨という形をメインにおいている事が主流である
「お金」は、仮想通貨市場のマーケットキャップよりも規模が大きい。

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仮想通貨ヲタク清水聖子 / 5872 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。