先日、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)。
これと並行してブロックチェーン経済会議も開催されました。

これまでのダボス会議の一部はコチラから▼▼


今回、注目されていた人物にはリップルCEOやコンセンシスCEOなどがいるかと思います。

が、もう1人。

昨年から仮想通貨ユーザーの胸に突き刺さるような仮想通貨・ブロックチェーン批判を繰り返す「あの人物」を忘れてはいけません。

「Dr.Doom(破壊の先生)」の異名をとるニューヨーク大学のRoubini教授です。

Roubini教授、ブロックチェーン経済会議で”痛烈批判”再び

BEF Davos 2019 2nd day - YouTube

出典:YouTube

まず”いつもの通り”ですが、仮想通貨やブロックチェーンを痛烈批判▼

そして、フィンテックやプライベート型の分散型台帳技術についても言及し、

仮想通貨・ブロックチェーンは、フィンテックやプライベートな分散型台帳技術(DLT)とは関係ないものだ
プライベートなDLTは、トラストレスでも分散型でもなく、手の込んだデータベースに過ぎない

中央銀行発の独自仮想通貨(CBDC)は支持?

ただ、中央銀行が発行する独自仮想通貨(Central bank digital currency,CBDC)については支持している様子。

中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)も、ブロックチェーンや仮想通貨とは別物だ
CBDCは、従来は銀行だけにアクセスを許可していた中央銀行の台帳を、すべての個人に開放するものだ

また、このCBDC発祥のフィンテックが今後の金融のありようを変えるとも発言。

しかし、

「”すべてのものをトークン化”は時代に逆行」

この他、ブロックチェーンの浸透に伴い企業の間で出始めた「証券や土地、金など”モノのトークン化”」。
これについても手厳しく批判しています。

すべてのモノをトークン化することは、物々交換の世界に逆戻りすることと同等だ

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すずきまゆこ / 3412 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。