注目の「ダボス会議」、世界経済も仮想通貨・ブロックチェーンも注目

世界経済の動向について各国首脳や経済著名人がスイス・ダボスに集結し、発言・議論する「世界経済フォーラム」。
同時期、同じ場所で「ブロックチェーン経済フォーラム」も開催されています。
こちらも仮想通貨・ブロックチェーン業界の著名人が集結。
どのような発言がなされるのかに注目が集まっています。

すでにメディアでは、現地フォーラムでなされた著名人の発言に注目しています。

今回はその一部についてご紹介いたします。

発言①JPモルガンCEO「ビットコイン80%減?不満足だ」

まずはJPモルガンCEOのJames Dimon氏。
同氏は一昨年、「ビットコインは詐欺だ」発言で注目されました。

ダボス会議に出席てしている同氏は、CNBCの「ビットコインが80%下落して満足したか」という質問に対して、次のように返答▼

しかし、ブロックチェーンについては相変わらず”高評価”です。

「ブロックチェーンは本物の技術だ。常にアップデータされ、我々みんながアクセスできるデータベースだ」
既存の株式トレードの仕組みを覆すほどにはならないが、一部のオンライン・データベースにとって良い代替になるだろう

が、その一方、同氏がCEOを務めるJPモルガンのアナリストは「今後3~5年、銀行はブロックチェーンを使いこなせない」と分析しています。

コンセンシスCEOとリップルCEOが「中央集権」でバトル

ダイモンCEOの冷めた眼差しは相変わらずなので大して面白くないかもしれません。

しかし、ブロックチェーン経済フォーラムの方では熱いバトルが展開されたようです。

Where is #Blockchain Headed in 2019? | Ethereal Lounge @ Davos 2019 - YouTube

出典:YouTube

リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOとイーサリアムの共同創設者ジョセフ・ルービン氏が23日、スイスのダボスで「中央集権」を巡って議論を戦わせる場面があった。

両氏はダボスで開かれたパネル「The Ethereal Lounge」にハイパーレジャーのブライアン・ベエレンドルフ氏と共に登壇。

ここで司会者であるフォーチュン・マガジンの記者が、ガーリングハウスCEOに対して次のような質問を向けました。

「時々リップルに対して向けられる批判の中に『リップルが大量のXRPを持っているから中央集権ではないか』というのがある。どのように返答するか?」

これに対し、ガーリングハウスCEOは次のように返答。

「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)モデルではないからだ。だから大量に保有していたとしても、何かに対して支配力を持つわけではない。

「POSじゃねえし」と返すあたりでイーサリアム(ETH)コミュニティを刺激しそうな感じがしますが…(笑)
ETHは今後、大幅アップグレード「コンスタンチノープル」でコンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに変更する予定です。

同氏はさらに続けます。

XRPレジャー(リップル社が開発した分散型台帳)は、オープンソースで分散型の技術だ。150以上のバリデーター(取引の承認者)がネットワークの管理をしており、リップルは現在それらの5%未満ほどのバリデーターしか管理していない。

そして、

関連するまとめ

「バイナンス・ジャージー」、ローンチ早々登録”殺到”|背景にはイギリスのEU離脱不安…

先日、英ポンドとユーロ建の取引が可能な仮想通貨取引所「バイナンス・ジャージー」をローンチした最大手仮想通貨取…

すずきまゆこ / 1054 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。