イーサリアム「コンスタンチノープル」は2月27日に

先日、Solidityであるがゆえのセキュリティの脆弱性が発見されたことにより、延期になったイーサリアムの大幅アップグレード「コンスタンチノープル」。

「1か月以上先になるか、いや、日程を決めるのは難しいのではないか」

という見方がされていましたが、コンスタンチノープルの日程が明らかになりました。

日本時間19日、イーサリアムのデベロッパーのPéter Szilágyi氏は、2月27日に、ブロックナンバー7,280,000をもち、実施すると明らかにした。

※ただしブロックの生成により、27日前後となる可能性があります

この決定は、金曜日に行われた、創設者のVitalik Buterin氏なども参加したコアデベロッパーの電話会議で議論し合意したもの

次回コンスタンチノープルの内容は

27日に実装する予定のアップグレードには二段階
まず前回問題があったEIP1283も含めて一通り5つのEIPを実施

それから、

実装の詳細は次の通り▼

EIP 145: ビットワイズ・シフティングと呼ばれるイーサリアム上での情報プロセスの効率向上

EIP 1052:特定のアドレスハッシュを生成するラージ・スケールコードのオプティマイズ化

EIP 1283: ガス計量法の変更によりガスコスト削減

EIP1014:実際にアドレスが形成される前にアドレスを決めてやり取りを可能にする

EIP 1234:「ディフィカルティボム(マイニングの難易度を徐々に上げていくプログラム)」の延長、マイニング報酬の減少化

実は、この最後のディフィカルティボムに問題あり、とされています。

ディフィカルティボムで送金遅延の可能性

ディフィカルティボムの難易度上昇が速すぎてもPoS導入前にバランスが崩れてしまう可能性が高い

具体的には、

現在の流れで【ディフィカルティボム】がイーサリアムのマイニングの難易度を上昇させれば、
イーサリアムのブロック生成時間に更なる遅延が発生し、送金速度の遅れなどdAppsエコシステムなどに悪影響を及ばす可能性がある。

ディフィカルティボムとは、

イーサリアムのマイニングの難易度を計画的に上昇させ、ブロック生成時間を徐々に長くしていくことにより、PoWによるメリットがなくなり、最終的にPoSのコンセンサスへ移行するアルゴリズム

コンスタンチノープルはPoWからPoSの移行に当たるため、このプロセスは欠かせないのですが、弊害が出ることになります。

Ethhubの創設者Eric Connerは「ディフィカルティボムはすでに発動している」「遅いスピードでブロックタイムの増幅へ向かいつつある」と指摘▼

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鈴木まゆ子 / 940 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。