1月16日仮想通貨市況は「先行き不透明」

1月16日の仮想通貨市況(朝)は、全面安の展開となりました。

ビットコイン(BTC)も連れ安の形で推移しているほか、ビットコイン先物から弱気相場が続くサインが出ているという見方も出ている。

特に目立つのがイーサリアム(ETH)のマイナス6.13%。
この背景には、後述するイーサリアムの大幅アップグレード「コンスタンティノープル」の延期がある模様です。

ただ、このETHハードフォーク延期の影響はビットコイン(BTC)にも及びました。

さらに、市況全体が「弱気相場」の様相を呈しています。

2月を抜かして全てのビットコイン先物価格が、スポット価格である3629ドルを下回っている。
「単純に言えば、1カ月後、2カ月後、6カ月後のビットコイン価格が現在の価格を下回ると予想されていることを示している」と指摘

先物取引(先物)とは特定の商品を指定日に売買するという契約です。価格変動に備えるためのものなわけですが、その先物価格自体が低め、ということは下落の可能性が高いとみられていることでもあります。

弱気相場の背景にあるものは

なお、今回の弱気相場の背景としていくつかの材料が仮想通貨メディアでは取り上げられています。

材料①米国政府の閉鎖

トランプ政権は2018年12月27日から政府の閉鎖を発令、早25日が経過しています。
この背景にはメキシコとの間の国境での壁建設の問題があり、この予算をめぐって米議会と対立が生じています。

なお、この政府閉鎖の影響をJPモルガンCEOのジェミー・ダイモン氏も懸念▼

12月末から継続している政府閉鎖(Government Shutdown)が「3月末まで続けば、経済成長はゼロになり得る」

仮想通貨市況への影響についても多くのメディアが懸念しています。というのも、

「ビットコインETF」の申請の最終判断をSECや、CFTCのBakktビットコイン先物に関する申請登録が、政府機関の閉鎖によって間接的な影響を強いられる可能性

また、Cboeのビットコイン先物限月にも影響するのではないかと不安視されています。

1月16日(日本時間 1/17 5時45分)に控える、Cboeの「ビットコイン先物限月」は、相場が乱高下する可能性もある注意すべきタイミングである
今回Cboeに関連する先物レポートが、米国政府機関閉鎖の影響で閲覧できない状態

関連するまとめ

韓国の金融監督院職員による仮想通貨「インサイダー取引」疑惑| 規制を知り暴落前の買い…

今週、大崩れした仮想通貨相場。相当数の要因となる報道が流れてきました。しかし、このことを知っていて「仮想通貨…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 15170 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。