世界No.1のレバレッジ取引のBitmex、米国とカナダのトレード口座閉鎖

「イーサリアムなんて草コイン(Shit Coin)」

などとしばしばストレートな発言で物議をかもすアーサー・ヘイズ氏。
同氏をCEOに擁するのが証拠金倍率100倍で知られる世界一のレバレッジ仮想通貨取引所Bitmex(ビットメックス)です。

「金融業界なんて退屈だぜ」と仮想通貨トレードの世界に飛び込んできたヘイズ氏とともに、世界中のプロトレーダーが熱いまなざしをそそいでいます。

しかし、その「強気」なビットメックスも規制の波には勝てないのかもしれません。

BitMEX(ビットメックス)が、米国とカナダのケベック州地域のトレーディング口座の閉鎖に動いている。

このニュースはビットメックスが拠点を置く香港の地元紙 South China Morning Postが報じました。同紙によれば、

カナダ当局「違法だ」

カナダ・ケベック州の金融市場監督局(AMF)が今年初め、ビットメックスに対してケベック人が扱う全ての口座を閉鎖するように求めた

閉鎖の理由は、

具体的には、

「ビットメックスは、AMFに登録していない。このため、ケベック州で活動する権利はない。」

米国撤退の理由は「不明」

その一方「米国撤退の理由は不明だ」と同紙は書いています。情報源も不明。

ただ、次の(お決まりの)一言だけ記したのみです。

特に取り上げているのは昨年11月のイーサデルタへのSECの取締の件▼

SECが分散型取引所イーサデルタ(EtherDelta)の創業者を有価証券とみなされるトークンを無許可で発行したとして起訴した
デジタル証券をトレードし「取引所」として運営するプラットフォームは、米国証券法の下、SECに登録するか、例外措置を受けなければならないという声明を出した

ただ、SECの厳格な取締が特に及んでいるのはICOトークンです。仮想通貨の多くについては「有価証券に該当しない」としています(もっともクレイトン委員長の判断などメンバーの意見であり、公式な発表ではないのですが)

なお、ビットメックスのウェブサイト上には次のように書かれているとのこと。

米国やカナダのケベック州でビットメックスでポジションを持ったり取引をしてはいけない

ビットメックスにとって北米での口座閉鎖は「痛手」

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鈴木まゆ子 / 1396 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。