仮想通貨ATM、1日に5台”新規設置”

昨年末にも仮想通貨ATMが世界で急増しているとお伝えしました。
その増加ぶりは、仮想通貨そのものが弱気相場であるにも関わらず、現在も変わらないようです。

仮想通貨ATM業界の統計データを提供するCoin ATM Radarの10日のデータから、次の事実が明らかになりました。

1日あたり約5台の(仮想通貨)ATMが新しく設置されている

既存の設置台数は、

北米が7割超で最多、特にカリフォルニア州とイリノイ州に集中

内訳は、

北米が71.8%と最も多い(北米の中では米国が56%、カナダが15%だ)

特に北米では仮想通貨ATMが急増しています。

2018年1月1日時点では1216台でしたが、直近では2475台にまで増加しました。
約1年で2倍近くになったことになります。

北米の中でも特に仮想通貨ATMが多いのが

西海岸のカリフォルニア州での数が最も多い(473台)。

カリフォルニア州にはシリコン・バレーがあります。また、ブロックチェーン関連企業も少なくありません。UCバークレー校では既にブロックチェーン講座などが設けられています。

そういった「仮想通貨への親和性」が影響しているかもしれません。

次に多いのはイリノイ州で250台のATMがある。

イリノイ州でもオハイオ州が既に導入している仮想通貨納税の議論が浮上しました(最終的には否決)。

アジアで最多なのは「香港」

他のエリアでは、

ヨーロッパで仮想通貨ATMが多いのは

またアジアに目を向けると、

香港が一番多く、32台設置している。日本は11台

香港には大手仮想通貨取引所のHuobiやBitmexなどが拠点を置いています。
この他、仮想通貨カストディを行う企業も。

また、米中貿易戦争が激化する懸念があったとき、香港市民の多くが仮想通貨の購入を検討したとのこと。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。