昨日から今日にかけて、昨年580億円相当のNEM流出事件で話題になり、昨日ようやく仮想通貨交換業の登録業者となったコインチェックに注目が集まっています。

しかし、ほぼ同時期、日本の他の仮想通貨取引所でも新たな発表が行われました。

新たな動きを明らかにしたのはビットバンクとみんなのビットコイン。

これらの動きについて、カンタンにお伝えします。

ビットバンク、3月でレバレッジ取引終了へ

仮想通貨交換業者のビットバンクは10日、仮想通貨ビットコインのレバレッジ取引サービス「bitbank Trade」を3月31日で終了すると発表しました。

2015年夏からレバレッジ最大20倍でサービスを提供していた

しかし、

国内での競合他社の存在や別サービス「bitbank.cc」の取引高が増加

これにより、

「bitbank Tradeの流動性への寄与度合いが低減し、その役目を終えたと判断した」

このように説明されていますが、今、仮想通貨業界全体が証拠金取引の倍率を下げるべし、という風潮が強くなっています。
2~4倍が妥当という意見が多数。

ビットバンクのこの取引停止の背景にも、こういった配慮があったかもしれません。

ユーザーは「2月1日以降」に注意

ただ、3月31日に突然打ち切り、というわけではなく、2月1日から徐々にサービスを縮小し、4月1日は停止する、という形のようです。
レバレッジ取引ユーザーは2月1日以降から徐々に準備をしていったほうがいいかもしれません。

4月1日にはログインやビットコインの出金は停止するが、4月1日時点でbitbank Trade内にBTCがある場合には、bitbank.ccの方へと自動的に移行する。

「みんなのビットコイン」4月から新たなサービスをスタート

また、現在、みなし登録業者であり、楽天傘下にある仮想通貨取引所「みんなのビットコイン」。
同取引所でも新たな動きがありました。

みんなのビットコインは11日、現行の取引サービスを3月31日で終了し、4月から新取引サービスを開始すると発表した。

4月以降開始する予定の新たなサービスの詳細については、後日HPにて告知するとしています。

ただ、現在のサービスの終了に関しては、

現サービス終了後、外貨残高は円転し、円貨残高は登録銀行へ送金する。
また仮想通貨残高については送金対応を予定しないため、ユーザー自身が出金する必要がある

みんなのビットコインは先日、楽天カードを通じて再度楽天グループから追加出資を受けたとしています。
この出資については、財務基盤強化や新たな事業などにつなげるとのこと。

こういったことも、その一環なのかもしれません。

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すずきまゆこ / 1000 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。