ライトニングネットワーク(LN)が成長

仮想通貨価格が低迷した2018年。
ビットコインなどのコインの投資家の多くは「メリットないし」と離れていきました。

しかし、決済という側面において実は2018年は広がりを見せています。

以前お伝えしたライトニングネットワーク(LN)。
オフチェーンでトランザクションを行い、最終結果のみオンチェーンに記録することで、仮想通貨のスケーラビリティの問題を解決しようとする技術です。
取引スピードの改善や手数料高騰問題の解決、マイクロペイメント(小額決済)を可能にすることが期待されています▼▼

メジャーコインであるビットコインの価格低迷とは裏腹に、BTCのライトニングネットワークは2018年、飛躍的に拡大したとのこと。

bitcoinvisuals.comによれば、

23日時点で、ライトニング・ネットワークの容量が496.8BTCに到達
ライトニング・ネットワークのノード(ネットワークに参加するコンピューター)をつなぐチャネル数は、過去2ヶ月間で増加し、1万4352

さらに、

ライトニングネットワーク(Lightning Network)自体ですが、メインネットで稼働し始めています。

仮想通貨メディアCoinChoiceでは、LNのノードもデポジット数も増えているとしています。

LNノードをセットアップできるハードウェアの登場が影響?

CoinChoiceでは、このLNノードの増加の背景について、「あるハードウェアの登場が影響しているのでは」とみています。

Review: What is the Casa Node? - YouTube

出典:YouTube

Casa Nodeは、300ドル(約34,000円)で販売しているビットコインのフルノードとライトニングノードを簡単にセットアップできるハードウェア
コマンドラインなしで誰でもフルノード建てて、ライトニングネットワークでのペイメントも簡単にできるというライトギークが好きそうなハードウェア

Segwit増加も影響か

また、LNはSegwit(セグウィット)ありきで動くものですが、このSegwitの増加もLNの増加につながっているかもしれません。

2018年初に10%だったSegwitトランザクションは、45%にまで増加しました。

LNの今後の課題

急成長を見せている一方、課題もあります。

仮想通貨の決済は増えてきているものの、よほどなじみのある人でなければまだ使わないのが現状です。
特にライトニングネットワークは、一般人にはどうしたらいいかすらわからない、そもそもLNで決済が楽に!と言われても今すぐスマホでできるわけでもなし、というのが本音です。

普及には気軽に誰でも使える感が必須ですが、まだそれはしばらく先かもしれませんね。

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仮想通貨ヲタク清水聖子 / 8485 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。