トロンCEOジャスティン・サン氏はなぜ「強気発言」をしたのか

先日、Twitterでイーサリアム・コンセンシスそしてEOSのエンジニアに向けてだいぶ強気なツィートを流した仮想通貨トロン(TRON)のCEOジャスティン・サン氏▼

トロンCEOのジャスティン・サン氏はなぜこのような「強気発言」(上品とは言えないけど)をしたのでしょうか。

もちろん、ブロックチェーン人材を確保したいという狙いはあるでしょう。
事実、ブロックチェーンベースのプロジェクトはあちこちで生まれていますし、大企業も金融界をはじめ、改ざん防止や記録保持、さらにはトークンエコノミー活用による自社ビジネスの促進などを狙いとしてブロックチェーン人材の確保に急いでいます。

ただ、人材確保競争が激化していること”だけ”で強気ツィートは流せないでしょう。

同社のプロジェクトが好調であること、そして拡大の意図が事実としてあるからこそ、あのツィートが流れた可能性が高いのです。

トロンのトランザクションが1億超、ETHの3倍に

今月半ば、トロンCEOのジャスティン・サン氏がTwitterで次の事実を明らかにしました。

Tron(トロン)/$TRXの総トランザクション数が1億件を超えた
トロンの取引量がすでにイーサリアムの3倍に達している

TRON BlockChain Explorerのデータによれば、

12月3-16日の2週間で右肩上がりでトランザクション数が増えている
12月16日には、1日で300万件以上のトランザクションが行われた
TRONbet、TRON Shrimp Farm、DiceBetなどがTRON/TRXのトランザクション数の数字を伸ばしています。

背景には「ゲーム分野でのトロンエコシステムの拡大」

この背景には、トロンがブロックチェーンゲームでのエコシステムの拡大を続けていることが背景にあるとみられています。

ゲーム分野のブロックチェーンプラットフォームではETHが使われることが多い、というのが一般的なイメージですが、

今後はトロンにするかイーサリアムにするかなど開発者側で費用面やランニングコストや開発期間など検討していくことも考えられる。
TRONネットワーク上では人気の高いDAppsの8つはギャンブル系のアプリケーションで、プレイ回数を順調に伸ばしている。
手軽にTRXを用いてプレイできることからTRXのトランザクション量を順調に伸ばす原動力にもなっている。

サンフランシスコでゲーム基金を設立したトロン

また、プラットフォームを作るだけでなく、サンフランシスコでブロックチェーンベースのゲーム基金を設立したトロン▼

トロンは、米国サンフランシスコにブロックチェーンゲーム基金「TRON Arcade」を設立

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 6521 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。