仮想通貨EOSに復活の兆しか

仮想通貨トロンCEOのジャスティン・サン氏が「オタクの船はもうすぐ沈む。開発者よ、Dapps持ってうちにおいで」と呼びかけがなされたブロックチェーンプラットフォームの一つであるEOS(イオス)▼

こんな呼びかけがあること自体、あまり上品とは言えないのですが、その”甘言”に乗ってしまいそうなほどEOSが苦境に陥っていたのも事実です。

11月に突入し、ビットコインをはじめとする仮想通貨全体が暴落を引き起こすなか、EOS(イオス)はそれを上回る約44%の下落率を見せていた。

しかし、もしかしたらこの苦境も終わり、上記の「あまり上品ではない」ツィートに振り回されなくても済むかもしれません。

EOSに「復活の兆し」が見えてきたのです。

18日、EOSの時価総額が6位から4位へ

18日、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨市場の回復に伴い、独自プラットフォームを提供する仮想通貨EOS(イオス)が時価総額6位から4位へと順位を回復させた。

12月25日現在は、BitcoinCashに抜かれて5位に。

コインマーケットキャップ(12月25日現在)

コインマーケットキャップ(12月25日現在)

現在は、BitcoinCash(ABC)にぬかれて5位に

仮想通貨全体が上昇するなかでEOS(イオス)はそれらの上昇率を大きく上回る26%の上昇率をみせた

この急上昇の背景にはEOSベースのDappsの成長と人気があるとみられています。

EOSプラットフォーム上で最も優れたdAppsとしてEOS Knightsがある。
このEOS Knightsの1日のデータを見てみると、ユーザー数は3,900人を超え、104,172件のトランザクションを処理している。

これに対し、イーサリアム(ETH)の最も優れたdAppsであるMy Crypto Heroesは、ユーザー数はわずか640人で、1日あたりのトランザクション数は1000未満。

EOSは圧倒的なトランザクション処理のスピードが強みとなっています。

中国仮想通貨格付でEOSが”1位”を維持

また、先日行われた中国の仮想通貨格付ではEOSが以前と同じく「1位」に▼

今回、8回目の格付け公表だが、EOSはトップの位置を維持し、イーサリアムが2位となった。
EOSは6月からこの格付けでトップの評価を得てきた

このランキングは、中国の工業情報化部傘下のシンクタンク、電子情報産業発展研究院(CCID)が手掛けるもの。今年5月から公表しています。

このランキングの基準となるものは、

「基本的な技術」、「適用可能性」、および「創造性」といった項目
「高性能で一般的なアプリケーション開発をサポートするパブリックブロックチェーンは、一般的に上位にランク付けされている」」
技術を評価する層は確実にいる

技術を評価する層は確実にいる

「仮想通貨はしょせん投機だ」
「技術なんて誰にもわかりはしない」

という声もありますが、価格や投機性は仮想通貨の一面でしかありません。

仮想通貨にはさまざまな側面があります。
投資の材料という側面もあれば、決済手段という側面もあります。
何をもって評価するかについても、今後の価格上昇の可能性だけを見る人もいますし、技術を評価する人もいるわけです。

今回のランキングや価格上昇で明らかになったのは「技術面を評価する層が確実にいる」という点。

と考えると、仮想通貨の価格だけをもって「オワコン」とするのはナンセンスだ、ということになるのかもしれません。

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すずきまゆこ / 832 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。