12月18日、仮想通貨価格が全体的に”久々の”反発

11月以降、ネガティブイベントの続出で仮想通貨市場はダダ下がりの傾向にありました(それでなくてもICOのETH売りの影響などなどで市況が低迷&低ボラティリティだというのに…)。

ユーザーの誰もがおそらく固唾を飲んで見守ったであろうBCHの敵対的ハードフォークをきっかけに、Bakktの延期、米SECのICO規制強化といった材料が拍車をかけ、一気にビットコイン価格は5000ドルを大きく下回る事態に。

しかし、この状況が改善そうな気配があります。
12月18日、久々に、仮想通貨価格が全体的に反発したのです。

12月に入り、11月後半のような下落からの大きな反発がなく、徐々に下落が進んでいる状態となっていたが、ようやく約39000円近くの大きな反発が見られた。

とはいえ、

トレンド的には下目線のままであり、大きな反発もなく下落し続けていたため、限定的な反発とも考えられる。

検討される4つの可能性

仮想通貨メディアやアナリストは、この現象について、いくつかの可能性を示唆しています。

可能性①サンタクロースラリー

ForbesはeToroの仮想通貨アナリストのグリーンスパン氏が先月言っていた「サンタクロースラリー」の可能性を指摘。

普通の金融市場では年末にかけて民間セクターで動きが活発になることから株価は上がる傾向にある。
未だ早いかもしれないが今週の少ない上昇幅を見ると、仮想通貨市場でサンタクロース・ラリーが見られる可能性はかなり高い。

可能性②米ドル建て取引の増加

また、グリーンスパン氏自身は、米ドル建ての仮想通貨取引が増えたことをも指摘しています。

Cryptocompareで米ドル建の取引量が一時的に急増している。これは過去の上昇でも見られた動きと似ており、新たな資金流入を示唆しているかもしれない。

可能性③底値うち

また、仮想通貨メディアCoinpostでは、「底値うち」の可能性が指摘されています。

「また底値?どうせまた割るんでしょ」といわれそうですが、これまでと若干様相が異なるとしているのが同メディア。

基本的に安値の更新タイミングでは、売りが集まりやすい傾向があります。
実際にビットコインも安値更新のタイミングで、出来高が急増しているのが確認されていました。

しかし、

直近の安値更新タイミングに当たる12月16日では、相場こそ大きく下落方向に動かなかった
出来高がこれまでとは打って変わって全く動かずに相場が反転している。

さらに、

bitfinexのロング・ショート比率でも売り方が圧倒的な優勢を保っていた状況の変化も合わせて、ここにきて売り方が弱くなってきている

こういったことから、底値打ちしたのではないかと同メディアでは考えています。

可能性④マイニング事情の変化

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 14078 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。