先日、「クリプトジャック」が中東やトルコ、アフリカにも蔓延していることをお伝えしましたが▼

「クリプトジャック(勝手に仮想通貨マイニング)」の脅威は、単に”広がっている”だけではなく、”新種が登場している”という点でもより深刻なものとなっています。

マイニングマルウェアに”新種”登場

先月、サイバーセキュリティ企業「enSilo」の調査員Ben Hunter氏は、新たな多目的攻撃ツールのマルウェア「L0rdix」を発見した。

これまで、「クリプトジャック」の脅威といえば

・電気代が高騰する
・CPUが膨らむ
・PCやスマホといったデバイスの反応が遅くなる
・妙に電気の消耗・劣化が早くなる

といったものでした。

そのため、「個人情報とかが抜かれるんでなければ別にいいんじゃない?」という人もいたのです。
これは脅威が目に見えて分かりやすい「定量的・具体的」なものではなく、「定性的・抽象的」な目に見えて分かりにくいものだったせいがありますが…

今後はそういうわけにはいかなさそうです。

PCが感染すると、データが盗難されることや、仮想通貨のマイニングに利用されることが報告されている
現在サイバー犯罪者らによって、ダークウェブなどのアンダーグラウンドなフォーラム等において、7,000円ほどの価格で売買

そして、残念なことに、

現段階で、このマルウェアがウイルス対策ソフトに検知されることがなく、
未だに、このマルウェアに対処できるウイルス対策ソフトウェアは開発されていない

気休めにしかなりませんが、WindowsユーザーはヘンなファイルやURLは踏むな、としか言いようがありません。

▼参考:ダークウェブとは▼

マイニングマルウェアの脅威はハンパない

過去にはFacebookメッセンジャーを介して脅威が広がったこともあるマイニングマルウェア▼

マイニングマルウェアというとPC感染をイメージする方が多いかもしれません。
が、実はスマホも標的。
Google Playなどでダウンロードできるアプリなどに仕込まれていることもあります。

GoogleなどはChromeの拡張機能の厳格化などにより対処しようと努めています。

ただ、今年になって500%増になったといわれるマイニングマルウェア。今後もさらに脅威が広がることが予想されます。

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すずきまゆこ / 838 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。