ここ最近、世界で二番目に規模の大きい仮想通貨取引所OKExの話題がよく飛び込んできます。
先日は、ビットコインキャッシュのハードフォークに伴い、強制清算を行ったことが仮想通貨ユーザーの注目(実際に取引している人からは批判)を集めました。

これ以外の昨今の動向を見ていると「強みに集中」「無駄を省く」といった効率化の傾向がうかがえます。

その傾向がうかがえるイベントが次の2点です。

OKEx、永久先物取引デリバティブを開始

OKExが12月3日、「永久スワップ」取引と銘打ったデリバティブ商品を立ち上げました。
今月11日から最大100倍という高いレバレッジと半永久的なポジション保有を可能にする「Perpetual Swap(永久スワップ)」のサービス提供を開始するとのこと。

仮想通貨の市場が冷え込む中、このような「攻め」のスタンスを見せる取引所はめずらしいかもしれません。

Perpetual Swapとは、ロングポジションを取り、仮想通貨価格の上昇に伴って利益を得られるだけでなく、ショートポジションを取って仮想通貨価格の下落でも利益を取ることもできる先物取引に似た取引方法

具体的には、

満期日がなく、半永久的にポジションを取ることができる
現物取引に近い価格での取引
最大100倍までのレバレッジ取引
部分清算システムも使用可能
毎日決済が行われ、利益を迅速に確定できる
各契約の額面価格は100ドル(約11360円)
取引手数料は、その取引量に応じて8つの段階に変動する
今後さらに対象となる仮想通貨銘柄が追加されるかは定かではない。

OKEx”3回目”取引ペア廃止、合計38種類

さらに、ここ最近、仮想通貨の取引ペア上場廃止を立て続けに行うOKEx▼

10月に引き続き、今回3回目の取引ペア廃止を行いました。廃止された仮想通貨は38種類に及びます。ペア廃止は11月30日に行われました。

今回の上場廃止について、OKExでは次のように説明しています。

「顧客へのより健全かつ優れた取引環境の提供のため、OKExのトークン取り扱いガイドラインに従い、流動性と取引量が低いいくつかの取引ペアを廃止した。」

さらに、

今回の取引ペア廃止には、Bread (BRD/ETH)、Datum (DAT/BTC/ETH/USDT)、そしてLAToken (LA/ETH)といった知名度のあるトークンも含まれている模様

ユーザーが注意すべき点は▼

「顧客はOKExの該当取引ペアのオーダーをキャンセルすること。期間内にキャンセルされなかった場合はシステムにより自動的にキャンセルされ顧客の資産は取引アカウントに移行される。」

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仮想通貨ヲタク清水聖子 / 10357 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。