Amazon、2つのブロックチェーンサービス開始

以前、AWS(AmazonWebService)でブロックチェーン関連サービスの開始が着目されたAmazon▼

そのAmazonが11月28日、ブロックチェーン関連サービスAmazon Managed BlockchainとQLDBをアマゾン社主催のカンファレンス「AWS re:Invent 2018」にて発表しました。

ただし、いずれのサービスも日本未対応です。

サービス①Amazon Managed Blockchainとは

今回発表されたブロックチェーンサービスAmazon Managed Blockchainの内容は、

ブロックチェーンネットワークへ参加するために必要な、セットアップ・管理を簡単にするサービス
数クリックで簡単にブロックチェーンネットワークを構築することができる
QLDB(同日に発表されたAmazonの台帳サービス)にブロックチェーンネットワークアクティビティをコピーすることもできる

多くの取引は一社だけの自助努力だけではなく、取引先との共同作業や必要とされる場面が多々。事務処理だけでも両方の企業に負担をかけます。しまし、Amazon Managed Blockchainを使うことで、

取引関係の書類を電子的に取引および処理できるブロックチェーンネットワークを簡単に作成できる

利用プラットフォームはHyperledger FabricとEthereum

ユーザーは「Hyperledger Fabric」及び「イーサリアム」を利用しプラットフォームを構築できる

ただし、現時点では、

ただ、近日中に利用可能だとのこと。イーサリアムが利用できるようになると、

利用対象メインは「資産関係」「小売」「サプライチェーン」

利用対象メインは「資産関係」「小売」「サプライチェーン」

なお、このサービスの利用可能性が高いのが「取引と資産移転」「小売」「サプライチェーン」など。

小売業者グループであれば、小売業者間の報酬取引を処理する中央機関を介することなく、ブロックチェーンネットワークを簡単に実装し、報酬情報を迅速かつ透明に共有し検証することができます。

また、サプライチェーンに関しては、例えば宝石店の出所証明などをする必要がある場合、サプライチェーン全体に迅速にブロックチェーンを実装できようになるわけです。

サービス②QLDBとは

QLDBとは、アマゾン・クオンタム・レジャー・データベース(Amazon Quantum Ledger Database)のこと。
こちらは中央集権的な管理により動き、ブロックチェーンの特性としては「改ざん性の低さ」「全取引の履歴が残る」という点です。

関連するまとめ

仮想通貨リップル”非中央集権性”に向けて第一歩?|リップル社のノードが過半数以下に、…

仮想通貨リップルのノードの半数はリップル社以外の第三者が保有するようになったことが明らかになりました。リップ…

鈴木まゆ子 / 2917 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。