イーサリアム開発者Vitalik Buterin発言が頻発

仮想通貨であり、スマートコントラクトという機能を装備したブロックチェーン技術の開発者であるVitalik Buterin。

その発言は時々仮想通貨界隈の注目を集めます。

直近では、日経インタビューに応え「仮想通貨と法定通貨は共存する」と発言したこと、そして自身が開発した仮想通貨イーサリアムのセレニティに期待を寄せていること、さらにはアンチ仮想通貨で知られるニューヨーク大学のRoubini教授とのTwitterでの舌戦に仮想通貨ユーザーの関心が集まりました。

そして今年1年は仮想通貨イーサリアムにとっても波乱の1年でした。

ICOの開発の長期化、そして仮想通貨価格全体の低迷によりICOプロモーターによるETH売りが促されることに。
イーサリアムの価格は暴落しました。

またこの1カ月はビットコインキャッシュのハードフォークに伴うハッシュ戦争、Bakktの開始延期などが影響し仮想通貨全体の価格がさらに下落▼

こういったことを受けてなのか…Vitalikが再び仮想通貨やブロックチェーンについて発言をするようになりました。

「仮想通貨の次の波は投機熱によるものではない」

次の仮想通貨普及の大きな波は、投機熱の中に築かれるものではない。投機熱はすでに来ているからだ。

この背景には、Vitalik自身が仮想通貨領域において、テクノロジーの「実践的な適用」を重視しているスタンスがあります。

私がここに来るたび、仮想通貨分野は大きく成長し続けていることを実感する。
全ての異なる大学がそのテクノロジーに注目をしている。また、非常に多くの企業も目を向けている。

「ブロックチェーンの応用の本丸は”仮想通貨”」

さらに、Vitalikは26日公開されたクオーツのインタビューではブロックチェーンに対する誤解について言及。
「多くの企業がブロックチェーンを用いてより高いレベルの確立を目指しているが、この技術がすべての業界に適用できるとは思わない」としたうえで、自身のブロックチェーンの意義について思うところを述べました。

ブロックチェーン技術が最も適している業界として、仮想通貨と国際送金
金融以外の分野での活用例については、シンガポールで導入された大学の学位認証はいいアイデア

ただ、多くの分野でブロックチェーンの実践は時間がかかるし、実践したとしてもブロックチェーンが100%物事を保証するわけでもないとしています。

その他のプロダクトや身分証明などの他のアイデアは、うまく機能しスケール化を実現できるまでには、きっとまだまだ時間がかかる
(ブロックチェーンは)物事を100%保証するものでは決してない。

また、ブロックチェーン特許戦争についても言及。
IBMはブロックチェーン技術関連の特許を数多く取得しているのですが、

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鈴木まゆ子 / 3759 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。