シリンラボの”ブロックチェーンスマホ”、11月29日に発売

ブロックチェーンの活用はハードウェアそのものを変えていくことになりそうです。

以前からブロックチェーン業界で注目されていたシリン・ラボのブロックチェーンスマホがついに11月29日、発売されました。

開発元であるシリン・ラボはスイスに拠点を置くスマートフォン開発企業。
このブロックチェーンスマホ「フィニー」開発にあたり、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)を行い、180億円相当の資金調達に成功しました。

特徴①コールドウォレット搭載

コールドストレージの仮想通貨ウォレットと暗号化された安全な通信を提供

さらに、

アンドロイド基盤の侵入防止機能を追加し、ハッキングの危険性を最小化
セキュリティ面において安全を確保したい人々にはぴったり

特徴②即時両替機能

取引所を経由せずに仮想通貨間での両替を行う機能を搭載

特徴③すばやい送金

また今回、シリンラボは仮想通貨決済企業のコインダックと提携。その結果、シンプルかつ安全な送金も実現することになりました。

コインダックは別途の装置やアプリケーション無しで、オン・オフラインで仮想通貨イーサリアム(ETH)を決済出来る
現在韓国国内1000ヶ所以上の店舗で利用されているコインダックのサービスが、シリンラボが今月発売するブロックチェーン・スマートフォン「フィンニー」にも搭載

さらに、

20~30代の感覚にフィットしたブロックチェーンスマホ「フィニー」

値段は999ドル。
20~30代が仮想通貨ユーザーの中心であることを考えると、気軽にトライしやすい価格帯です。

仮想通貨をいかに保管するかはユーザー全員にとっての課題です。
ハードウェアウォレットを買えばいいのですが、「デバイスが増えるのが面倒くさいし操作もだるい」という層にとってはアプリをダウンロードしてスマホで気軽に送金するのがあっているかと思います。

ただ、その場合、アプリにマルウェアが仕込まれて、結果、虎の子の資産である仮想通貨が盗まれてしまうリスクと背中合わせです。

日本ではソニーがハードウェアウォレットを開発したりもしています。

ただ、今の若い世代は「モノを持たない主義」が中心。
仮想通貨ユーザーならば、なおさらデバイスを増やしたくないというのが本音でしょう。

そういった点では、今回のフィニーは非常にいい視点から開発された製品だと言えます。

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鈴木まゆ子 / 2826 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。