元天才詐欺師「すべての銀行はブロックチェーンに移行する」

ブロックチェーンの改ざん性の低さやシステムダウンへの強さ、そしてコストの低さなどが注目され、金融機関の業務やその他の分野に応用されつつあります。

しかし、それでもいまだに

「既存の技術で十分じゃないか」
「ブロックチェーンは不完全」
「信用できない」

といった理由で、ブロックチェーンの活用の検討すらしない企業も少なくありません。

そんな中、名うてのセキュリティコンサルタントであり、かつて全米でその詐欺の手腕で知られることになったフランク・アバグネイル氏は次のように主張します。

ブロックチェーンにこそ将来があると気づかない人がいるなら、見識がなさ過ぎると思うべきでしょう。

なぜ、このように主張するのか。

それはブロックチェーンの次のシステムに理由があるとしています。

「2者間の取引を、検証可能かつ恒久的な方法で、効率的に記録できるオープンな分散型台帳」
すべてのやり取りは、何であれ中心となる機関を介することなく2者間で直接的に発生
システム自体へのアクセス権がある人ならば誰でも、ブロックチェーン上の全取引を見ることができる

かつ、システムが仮に何らかの障害でダウンしたとしても

こういったブロックチェーンのシステムから、彼は次のように自身の見解を述べています。

「金融機関、特に会計実務を行う部門や会計事務所は、すべてブロックチェーンに移行することになるでしょう。
ブロックチェーンは、ハッキングすることも、改ざんすることも、事実上不可能といえます。

厳密には、改ざんされる可能性はなくもありません。
今年話題になったモナコインやビットコインゴールドなどの51%攻撃の例もあるからです。

ただ、金融機関の場合、おそらくパブリックブロックチェーンではなくプライベートブロックチェーンを使う可能性の方が高くなると思います。
パブリック型に比べて改ざんリスクは低いと言えるかもしれません。

天才詐欺師フランク・アバグネイルとは

Frank Abagnale: ”Catch Me If You Can” | Talks at Google - YouTube

出典:YouTube

フランク・アバグネイル氏は現在、銀行などの金融機関の詐欺などを防止するためのセキュリティコンサルタントとして活躍しています。

「技術は変わっても根本は変わらない、したがってITが進んだ今でも僕の知見は通用する」というのが彼の主張。

なぜそこまでいえるのか?

先ほどもご紹介したように、彼は全米を震撼させるほどの詐欺師として腕を鳴らしていました。
あまりにも有名になったため、スティーブン・スピルバーグ監督が映画にしたほどです。

タイトルは「Catch Me If You Can(できるもんなら捕まえてみろ)」。

アバグネイル役はレオナルド・ディカプリオが演じました。
現在、Amazon Prime会員の方はPrime会員枠(無料)で見られます。

10代から詐欺師として活躍、FBIに無給で捜査協力させられる

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鈴木まゆ子 / 1438 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。