米決済サービス̻Square、Q3でビットコイン売り上げが”前期比16%増”

かつては「ボラティリティが高すぎて決済手段になんて無理」といわれた仮想通貨。
しかし2018年になり、仮想通貨で儲けるのは(一般的に)難しくなり、半面、決済手段として導入しようとする動きが増えています。
さらに、ボラティリティそのものも下がり、決済手段としての拡大の可能性は一層高くなりました。

そんな中、アメリカの決済サービス大手のSquare社の第3四半期の決算が明らかになりました。

これによると、

「ビットコインの売上高4300万ドルを含めて第3四半期の売上高は、8億8200万ドル。前年同月比で51%上昇した」
第3四半期(7-9月期)に計上したビットコイン(BTC)の売上高が4300万ドル(約49億円)と前期比で約16%増加
第2四半期(4-6月期)のビットコイン関連の売上高が3700万ドルだったため、第3四半期は600万ドルのプラス

「SquareがTwitterの時価総額を超えたのは”ビットコインのおかげ”」

また、今月初めには、Twitter社の時価総額をSquare社のそれが上回る現象が発生しました。

「ジャック・ドーシーのビットコイン決済が可能なスクエアがツイッター(ジャックの他の会社)を時価総額で超えた。スクエアが300億ドルでツイッターが250億ドルだ」

背景にはビットコイン決済の導入があるからではないか、と言われています。

スクエアは、自社アプリのキャッシュで今年の1月からビットコインの取引を開始。それ以降、株価が右肩上がりで上昇している。

10月、スクエアはコールドストレージのソリューションをオープンソース化

ただ、単にビットコイン決済の導入”だけ”が時価総額上昇に影響しているわけではなさそうです。
同社は先月23日、自社コールドストレージ(コールドウォレット)のソリューションをオープンソース化したと発表しました。

コールドストレージとは、遠隔攻撃による資金の盗難を回避するため、仮想通貨の保持とユーザーの秘密キーをオフラインに保つ方法のこと。
スクエアのソリューション「サブゼロ(氷点下)」は、ハードウェア・セキュリティ・モジュール(HSM)基盤のコールドウォレットを使用
HSMは「機密性の高い暗号鍵マテリアルを保管し、それらの鍵を使用して業務を実行する」ために決済業界全体で使用される特殊なハードウェア・デバイス
HSMのセキュリティ面でのメリットは、物理的な改ざんに対する強力な防御やアクセス制御、バックアップや復旧の目的で鍵を複製するオプション

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まとめ:肝心なのは「信頼性」

まとめ:肝心なのは「信頼性」

Squareの時価総額上昇そして決算成績の向上…

いずれも「仮想通貨ビットコインのおかげだ」と話題性に理由を求めたくなりますが、それだけではありません。
仮想通貨ももはやブームが去り、今は真価を問われる時代となっています。

Square社の高い評価は、話題性を取り入れたからではなく、むしろ、それにともなうリスクをきっちりヘッジしているからだと言えそうです。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。