ロシア、再び”独自仮想通貨構想”再検討か

既存の仮想通貨に関する規制の検討や草案提出、読会での議論などが進むロシア。
その一方、中央銀行では独自仮想通貨構想に再び火がついているようです。

ロシア中央銀行が官製仮想通貨、つまり、ロシアの独自仮想通貨の発行を再び検討しているということが、ロシア議会の下院にあたる国家院に設置された「金融市場委員会」の委員長により明らかにされました。
ただし、従前とことなり、ロシアの法定通貨ルーブルと1:1で連動するステイブルコインタイプになる模様。

金融市場委員会のアクサコフ委員長は、家計負債の増加に関する記者会見の席で、次のように語っています。

ロシア政府は仮想通貨を支援していくが「(法定通貨である)ルーブルにペッグされた仮想通貨になるだろう」
銀行口座に預託されたルーブルに対し、1:1の比率でブロックチェーン技術を使って仮想通貨の一種であるステーブルコインが発行する仕組みになる

また、モスクワの報道機関「Mskagency」が同委員長の発言として伝えたところによれば、

独自仮想通貨構想は発表されながらも”具体的には進まない”状況続く

以前からロシアでは独自仮想通貨構想が政府要人から語られることが多々ありました。

しかし、最近は「否定発言」続き▼

肝心要のプーチン大統領自身は、以前、ロシアのTV番組に出演した際、ロシアの独自仮想通貨構想の実現は難しいとしたうえで、仮想通貨の機能についても疑問を呈しています。

仮想通貨というのは「国境を越える」もので「定義上」中央集権国家によって発行されるものではないから、ロシアは独自の仮想通貨を持つことはできない
ロシアの中央銀行と仮想通貨の関係についてだが、ロシアの中央銀行は、仮想通貨を決済手段とも価値貯蔵手段ともみなしていない。
仮想通貨はなんの後ろ盾もない。我々は注意深く、慎重に扱わなければならない

しかし、世界的に仮想通貨の流れは来ています。その件については次のように回答▼

また、ロシアとしては、経済圏的にアメリカに対抗したい意図は少なからずあるかとみられます。
しかし、あからさまに発行すれば、緊張関係がさらに高まるおそれも。

ロシアの独自仮想通貨構想の行方については、我々も静観する必要がありそうです。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


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何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

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Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。