Vitalik、次期大型アップデート”セレニティ”に強い期待

イーサリアムに関する新たな発表が次々となされるイーサリアムのカンファレンスDevcon4.

同カンファレンスには、イーサリアム開発者であり共同創業者であるVitalik Buterinももちろん参加。
Vitalikは登壇し、イーサリアムの次期大型アップデートである「セレニティ」について言及しました。

次期アップグレード「セレニティ」がネットワーク速度を大幅に向上させ、イーサリアムのスケーラビリティキャパシティは1000倍にまで達するだろう

そして、現在は最終調整中なのだとか。

プロトコル仕様とクロスクライアント・テストネット(イーサリアム2.0の少なくとも2つの実装を統合したテストネット)の安定化が含まれる

セレニティとは

セレニティとは、イーサリアムの次期大幅アップデート。

プロジェクト「セレニティ(Serenity)」は、イーサリアムの開発者らが2014年以来取り組んでいる複数のプロジェクトを網羅
セレニティは本当の意味で、ワールドコンピュータである。

1999年のケータイではない。

セレニティのアップデートは、具体的に4つの段階に分けられ、フェーズゼロから始まるとしています。

1.Proof of Stakeの初期バージョンbeacon chainの導入。

2.機能が制限された、簡素化されたバージョンのセレニティ導入。スマートコントラクトがなく、シャード間の送金機能もない。

3.セレニティの拡張バージョンの導入。資産やメッセージのやりとりをシャード間で可能。

4.最終バージョンの導入。調整、最適化された機能を備える。

特に注目すべきはPOSの導入かもしれません。
発行上限がないETHは、POWで無限にマイニングすることで、インフレの懸念が取りざたされていました。
さらに、POWではマイニングによる電気の膨大な消費、高コストによるマイナーの中央集権化(高性能マシンと高額電気代を負担できる人でなければマイニングできない)という問題が生じていました。

POSならば、より多くのコインを長期間持っている人が多くのマイニング報酬を得ることができるため、こういった問題の解決が図れると期待されています(ただし、全く問題がないわけではありません)。

このアップグレードによりProof of Stake型に移行し、ネットワークのスケーラビリティ向上、省エネルギー化を図っている。

ただし、努力しなくてはいけないのはETH開発チームだけでなく、マイナーたちも同じ▼

利用者はネットワークを走らせ、ブロックの生成報酬を得るために、保有するETHをstake(提供)する必要がある。

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鈴木まゆ子 / 763 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。