10月下旬になり、コインチェックに事業再開の気配あり

今年1月のNEM流出事件以降、事業のほとんどを停止していた仮想通貨取引所コインチェック。
ビットコインなど一部仮想通貨の売買は可能となっていたものの、ほとんどすべての取引は行えず、”開店休業状態”となっていました。

しかし、29日より施行の改定規約が発表されたことから、同取引所に事業再開に期待が寄せられました。

そして、昨日、マネックスグループの第2四半期決算説明会にて、コインチェックの現状と今後について松本CEOから説明がなされました。

仮想通貨取引所コインチェック、事業を一部再開

コインチェックは10月30日、新規口座開設と一部仮想通貨の入金・購入を再開したと発表した。

再開したサービス

再開したサービスは次の通りです。

・新規口座開設
・一部仮想通貨の入金(BTC、ETC、LTC、BCH)
・一部仮想通貨の購入(ETC、LTC、BCH)
なお、通貨の出金・売却については、すべての取り扱い通貨ですでに対応しており、ビットコインの売買についてはもともと停止していない。

さらに、ユーザーには注意事項も▼

すべてのユーザーに対し、入金時に入金アドレスを再発行うする必要がある
旧入金アドレスに送金した場合、残高への反映・仮想通貨の返還はできない

上記取引再開について、コインチェックの広報担当者は次のように説明しています。

今回の新規口座開設と一部通貨の売買再開については「技術的な安全を確認できたものから順次再開しており、今回もその流れ

今後再開予定のサービス

・仮想通貨の入金、購入(ETH、XEM、LSK、XRP、FCT)
・レバレッジ新規建取引
・アフィリエイト
・日本円コンビニ入金
・日本円クイック入金(Pay-easy)
・Coincheck Payment
・Coincheckでんき
交換業登録については「継続中」

交換業登録については「継続中」

また、この他、コインチェックの懸念事項としては、「みなし登録の状況が今後どうなるのか」という点が挙げられます。
昨日、マネックスの決算説明会では具体的な言及は避けられました。
広報担当者によれば「申請継続中」とのこと。

仮想通貨市場の反応

コインチェックの「新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入再開」を受け、日本取引所bitbankやbitFlyerのBTC/JPY価格が先行して、急反応を見せた。

また、仮想通貨関連上場企業の株価にも影響▼

関連するまとめ

急上昇!ビットフライヤーがリスク(LSK)上場を発表!まだ上がる?これからの行方は?

ビットフライヤーが仮想通貨リスク(Lisk)の上場を発表しました。少し停滞感のあった仮想通貨市場に明るいニュ…

仮想通貨ヲタク清水聖子 / 8597 view

関連するキーワード

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。