普及してきたけれど…それでも「仮想通貨怖い」人は多数

ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格が軒並み上昇した2017年。
価格とともに知名度も一気に上昇、仮想通貨関連サイトや書籍がそれまで以上に数多く生み出されることになりました。
”イナゴ”と言われる一時的な投資家(投機家?)も多数出現。

2018年の冷え込みによりブームは去ったものの、知名度の高さはキープしたままです。
しかし、それでもなお「仮想通貨は怖い」と忌避する人も少なくありません。

そんな「怖がりさん」向けなのでしょうか。

「デジタルで取引所などなどで仮想通貨を購入するのが怖いと言うならリアルカードで一度使ってみたらいいんじゃない?」

と言わんばかりの仮想通貨カードが登場しました。
名称はWodca(ウォッカ)。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨をリアルカードを媒体に配布することができるものです。

広告代理点「クリプトエージェント」は本日(2018年10月24日)、仮想通貨トークンを入れて物理的に配布できるプラスチックカード「Wodca(ウォッカ)」を発表

クリプトエージェントはその名の通り、テーマを仮想通貨とブロックチェーンに絞っています。

カードにはビットコイン/イーサリアムなどのトークンを入れることが可能なウォレット
カード背面に記載されている情報を元に所有者登録をすることができる仕組み
所有者は、カードに記載されているユニークな「ID」とスクラッチ加工されたアクセスコードを使って、Wodcaのサイトから登録&アクティベーションすることが可能

この他、ウォレットアドレスが記載されているため、通常のウォレットと同じく入金が可能。
さらに、プライベートキーを使えば、ウォレットの中身を送金することもできます。

また、心配なのがハッキングなどですが、このWodcaは完全コールドウォレット▼

ウォレット生成過程含めてサーバなど、Wodcaシステムにデータを保有しない、カード記載以外にデータとして持たない完全なコールドウォレット(スクラッチ加工でマスキングされています)

”物理的に”仮想通貨を持ち歩いたりプレゼントしたりできる

Wodca(ウォッカ)は、デジタルで手に取れないトークン(仮想通貨含む) を物理的にシェア/プレゼントするためのウォレットカード

カードという媒体を使うことで、オンライン、つまりバーチャル空間でなければ扱えないとされていた仮想通貨をより身近に感じることができます。

Wodcaの狙いは「仮想通貨になじみのない層のトライアル」

Wodcaは企業がキャンペーンをきっかけとして、継続的に生活者とコミュニケーションすることができる新しい選択肢を提供
興味は強いものの、まだまだ自分でビットコインなどのトークン購入には不安ある生活者に対してトークンをインセンティブとして受け取り利用できる環境を提供

トークンエコノミーを活用としている組織としては、すでにPoliPoli(政治向上のためのコミュニティづくり)やLINEなどがあります。

トークンをインセンティブとして感じるためにはまず活用がカギ。
そして、企業からの無償配布という形がもっとも抵抗なく受け入れられるかと思われます。

これらに加え、さらに、「取引所に仮想通貨を置いておくのは不安」「でもLedger Nano Sのようなハードウェアウォレットも敷居が高い感じがする」といった層には、こういったカードウォレットが便利かもしれません。

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鈴木まゆ子 / 6771 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。